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ウェリントン、バンガード、ブラックストーンが富裕層向け新ファンド設立

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Jul 22, 20261 min read
ウェリントン、バンガード、ブラックストーンが富裕層向け新ファンド設立
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資産運用大手のウェリントン・マネジメント、バンガード、ブラックストーンは7月22日、公開市場とプライベート市場の両方に投資する2つの新ファンドを共同で立ち上げると発表した。これまで機関投資家が中心だったプライベート市場へのアクセスを、増加する富裕層個人投資家にも提供する。

新ファンドの詳細と提供対象

今回設立されるファンドは以下の2本で、メリル(旧メリルリンチ)およびバンク・オブ・アメリカ・プライベート・バンクの顧客が、アドバイザーを通じて投資可能となる。

  • WVBオール・マーケッツ・ファンド: 公開株式、債券、インデックス戦略と、ブラックストーンが提供するプライベート市場投資を組み合わせる。
  • WVBブラックストーン・オール・プライベート・ファンド: ブラックストーンのプライベート市場プラットフォーム全体へのアクセスを提供する。

メリルおよびバンク・オブ・アメリカ・プライベート・バンクのオルタナティブ投資責任者であるマーク・サターリン氏は、「我々の顧客の間で、プライベート市場へのより広範なアクセスを求める声が高まっている」と述べている。

市場の背景とプライベート市場への関心

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プライベート・エクイティ、プライベート・インフラ、プライベート不動産、プライベート・クレジットといった資産クラスは、伝統的に年金基金などの機関投資家が主な担い手だった。しかし近年、資産運用会社は、より高いリターンを求める個人富裕層向けにこれらの投資機会を提供する動きを強めている。

調査会社キャップジェミニによると、世界の富裕層が保有する資産は2025年末時点で98.3兆ドルに達した。ブラックストーンのジョン・グレイ社長は、プライベート市場が富裕層個人に対し「プレミアムなリターン、低ボラティリティ、分散効果」をもたらすと指摘している。

最近の動向と投資家の見方

一方で、最近では資産評価額への懸念や、AIの台頭によるソフトウェア企業への影響を背景に、一部の個人投資家がプライベート・クレジットやプライベート・エクイティファンドから資金を引き揚げる動きも見られる。

資産運用会社の経営幹部は、こうした資金流出はファンドの根本的なパフォーマンスではなく、資産クラスに対する懸念に基づいたものだと強調している。グレイ社長は以前、一部のプライベート・クレジット戦略への資金流入は鈍化しているものの、プライベート・エクイティは6月に力強い資金流入を記録したと述べており、依然として高い関心が続いていることを示唆した。

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