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B.ライリー、航空宇宙・防衛セクターの最有力銘柄にVSEを推奨

Summary
証券会社B.ライリー・セキュリティーズは、航空機アフターマーケット分野で戦略的転換を進めるVSEコーポレーションを最有力銘柄として挙げ、目標株価を270ドルに設定した。
証券会社のB.ライリー・セキュリティーズは、航空宇宙・防衛セクターにおいて、航空機アフターマーケット事業への戦略的転換を進めているVSEコーポレーション(NASDAQ: VSEC)を最有力銘柄として注目している。同社はVSECの投資判断を「買い」で維持し、目標株価を270ドルに設定した。
B.ライリーの評価
B.ライリーは、VSECが「規模の大きい高収益な航空機アフターマーケット・プラットフォーム」への転換を遂行している点を高く評価している。同証券は5月に開催したカンファレンスで、VSECを航空宇宙・防衛分野における「ベストアイデア」の一つとして紹介しており、その後の株価も好調に推移していると指摘した。
同証券は、VSEの独自開発製品やサービス、特にビジネス・ジェネラルアビエーション(B&GA)分野での機会が、同社のストーリーの中で最も過小評価されている側面だと考えている。この分野は現在、統合後の事業の約半分を占めており、HEICOコーポレーションのような独自コンテンツを持つ競合他社並みの株価評価へと見直される(マルチプルのリレーティング)可能性を秘めているとの見方を示した。
成長の原動力と事業見通し
VSECの成長を支える要因として、最近買収したPAGの統合が順調に進んでいることが挙げられる。B.ライリーによると、シナジー効果の実現は当初計画の1500万ドル超を上回るペースで進んでいるという。これにより、調整後EBITDAマージンは20%超を達成すると予想されている。
Ad中東のホルムズ海峡を巡る最近の地政学的動向についても、B.ライリーはVSECの事業運営に顕著な影響は出ていないと分析。同社のサービスに対する需要は引き続き堅調であり、良好な第2四半期決算と、今後のポジティブな業績見通しの更新に期待を寄せている。
最近の業績とアナリストの動向
VSECが発表した2026年第1四半期決算は、アナリスト予想を上回る結果となった。
- 1株当たり利益(EPS): 1.17ドル
- 売上高: 3億2460万ドル
この決算発表後、他の金融機関からも評価の動きが見られた。ジェフリーズはVSECの目標株価を引き上げ、モルガン・スタンレーは「イコールウエート」の投資判断でカバレッジを開始している。