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英ユナイト・グループ、上半期は金利上昇で減益も通期見通しは維持

Summary
英国の学生寮大手ユナイト・グループが発表した2026年上半期決算は、金利コストの上昇や資産売却が響き、調整後純利益が前年同期比で2%減少した。一方、通期の1株当たり利益見通しは据え置いた。
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Background
英国で学生向け宿泊施設を運営するユナイト・グループが発表した2026年上半期決算は、金利コストの上昇と資産売却が重しとなり、調整後純利益が前年同期比2%減の1億4200万ポンド(約284億円)となった。しかし、同社は通期の業績見通しを維持している。
決算の詳細
調整後純利益の減少は、主に金利コストの上昇、2025年に完了した資産売却、および入居率の低下が要因として挙げられている。調整後1株当たり利益(EPS)は、Empiric Student Property社の買収に伴う一時的な二重コストや発行済み株式数の増加により、8%減となった。
IFRS(国際財務報告基準)に基づく税引前損益は、不動産価値が6.4%下落したことが響き、4億1710万ポンドの赤字を計上した。同社は上半期に以下の財務活動を実施した。
- 資産売却:1億3000万ポンド
- 自社株買い:1億6500万ポンド
Ad1株当たりEPRA純有形資産(NTA)は8.65ポンド、1株当たり純資産価値(NAV)は8.79ポンドだった。
通期見通しと市場環境
ユナイト・グループは、2026年通期の調整後EPS見通しを41.5ペンスから43.0ペンスの範囲で据え置いた。これは、学生寮市場の底堅い需要を反映したものだ。
2026/27年度については、入居率を94%~96%、賃料成長率を1%~2%と見込んでいる。同社は、英国の有力大学における需要は依然として旺盛である一方、宿泊施設の供給は限定的であると指摘。この需給の逼迫が、今後の事業環境を支えるとの見方を示した。