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英国の正規雇用、2022年9月以来の増加に転じる-REC/KPMG調査

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英国人材サービス産業協会(REC)と会計事務所KPMGが月曜日に発表した調査によると、英国の労働市場は8月に回復の兆しを見せ、正規雇用の紹介件数が2022年9月以来で初めて増加に転じたことが明らかになった。
2年ぶりの拡大
報告書によれば、8月の正規雇用紹介件数を示す指数は50.5となり、7月の横ばいを示す50.0から上昇した。この指数が景気判断の分かれ目である50.0を上回ったのは、2022年9月以来で初めてとなる。
このデータは、長らく低迷していた英国の雇用市場が安定化し、緩やかな回復局面に入りつつある可能性を示唆している。投資家にとっては、英国経済の底堅さを示すポジティブな材料と受け止められる可能性がある。
労働市場の複雑なシグナル
Ad今回の調査では、市場の全体像を示すいくつかの重要な指標も明らかになった。
- 派遣社員の需要: 派遣社員の請求額は、過去3年以上で2番目に速いペースで増加した。
- 求人件数: 全体的な求人件数は再び減少したものの、その縮小ペースは過去2年近くで2番目に緩やかな水準だった。
- 候補者の供給: 人員削減などを背景に、求職者数は過去3ヶ月で最も速いペースで増加した。
- 初任給の上昇: 正規雇用の初任給は、1月以来で最も大幅に上昇した。
求職者数の増加は労働力不足を緩和する一方で、初任給の上昇は賃金インフレへの懸念を再燃させる可能性がある。これらの複雑なシグナルは、イングランド銀行が今後の金融政策を決定する上で慎重な判断を迫られることを示している。