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UBS、銀の「押し目買い」水準を48〜50ドルに引き下げ

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Jul 21, 20261 min read
UBS、銀の「押し目買い」水準を48〜50ドルに引き下げ

Summary

UBSは、投資需要の低迷を理由に、銀の押し目買いが魅力的とされる価格帯を従来の55ドル以下から48〜50ドルに引き下げた。短期的には逆風が続くものの、長期的には価格上昇を見込んでいる。

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スイスの金融大手UBSは、銀(シルバー)の「押し目買い」が魅力的だとする価格帯を引き下げた。最近の急落後も銀価格が底値を探る展開が続く中、投資需要が当初の予想より低迷していることを反映した。

目標レンジ引き下げの背景

UBSのストラテジスト、ドミニク・シュナイダー氏は顧客向けメモで、新たな押し目買いの目標レンジを1オンスあたり48〜50ドルに設定したと述べた。同行は当初、55ドル以下を魅力的な水準としていたが、これを下方修正した形だ。シュナイダー氏は「このような価格は短期的なものになる可能性が高い」との見方も示している。

この調整の背景には、予想を下回る投資需要がある。UBSによると、銀上場投資信託(ETF)の保有高は1月初旬から7月中旬までに3,800万オンス以上減少し、約7億8,400万オンスとなった。ただし、今月に入ってからは186万トロイオンス増加しており、投資家が価格下落を利用している兆候も見られるという。

短期的な逆風と長期的な見通し

シュナイダー氏は、短期的には銀価格への逆風が続くと予想している。主な要因として、以下の点を挙げた。

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  • 中東情勢の緊迫化
  • 金利上昇に伴う機会費用の増加
  • 堅調な米ドル
  • 短期的にタカ派姿勢を維持するとみられる米連邦準備理事会(FRB)

同行は、FRBによる利下げは2026年12月か2027年第1四半期まで行われないと予測している。シュナイダー氏は「銀はトップダウンの背景から、投資家がロングポジションを増やす動機に乏しい状況に直面している」と分析した。

しかし、こうした短期的な弱さは一時的なものだとUBSはみている。将来的には、FRBの利下げ、アジア通貨に対する米ドルの割高感、そして価格上昇の影響を受けにくい工業需要が銀価格を支えると予想。価格予測として、2027年9月までに65ドル、12月までに70ドル、2027年3月と6月までに75ドルに達するとの見通しを示した。

金銀比価は割安感を示唆

UBSは金と銀の価格比率である「金銀比価」にも言及した。現在の比率は70倍をわずかに上回る水準にあり、銀の相対的な価値をより魅力的にしていると指摘。ただし、同行が割安と判断する明確なシグナルとなるのは80倍を超えた場合だとしている。

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