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ウェドブッシュ、ユービーアイソフトを「中立」に格下げ 財務・開発計画の不透明感を懸念

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Jul 24, 20261 min read
ウェドブッシュ、ユービーアイソフトを「中立」に格下げ 財務・開発計画の不透明感を懸念
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米証券会社ウェドブッシュ・セキュリティーズは、フランスのビデオゲーム大手ユービーアイソフト・エンターテインメントの投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に引き下げた。債務借り換え計画と製品パイプラインを巡る不透明感を理由に、目標株価も12ユーロから5ユーロへと大幅に下方修正した。

格下げの背景

今回の格下げは、同社の第1四半期決算が予想を上回り、「アサシン クリード ブラック フラッグ」のリマスター版が好調だったにもかかわらず実施された。ウェドブッシュは、格下げの主な要因として「資金調達の道筋とパイプラインの可視性」という2つの相互に関連する問題に対する確信が揺らいだことを挙げている。

ユービーアイソフトは2028年度に調整後営業利益とフリーキャッシュフロー(FCF)の黒字化に復帰するとの見通しを再確認している。しかし、ウェドブッシュはその達成に向けた道筋が不透明になったと指摘しており、投資家にとってのリスク・リワードが均衡していると見ている。

財務戦略への懸念

ウェドブッシュの従来の見立ては、ユービーアイソフトが2027年11月満期の6億7500万ユーロのシニア債を借り換え、手元資金を温存するという前提に基づいていた。しかし、同社が第1四半期に「利用可能な資金調達オプションを検討中」であり、「手元現金を用いて短期の満期に対応する」と方針を示唆したことで、この前提が崩れた。

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アナリストは、現金での償還は純負債には中立的であるものの、「緩衝材となる資金を使い果たし、2028年11月満期の4億7000万ユーロの転換社債の処理が、予定通りの2028年度のFCF回復に依存する形になる」と警鐘を鳴らしている。これは、大部分が未発表である2028-29年度のゲームサイクルに業績が左右されることを意味する。

業績見通しと今後の注目点

ウェドブッシュは、ユービーアイソフトが好調なタイトル業績にもかかわらず2027年度の通期ガイダンスを引き上げなかった点にも着目した。これは「過去の作品(バックカタログ)が予想以上の速さで収益力を失っている」ことを示唆すると分析している。

これらの懸念を反映し、ウェドブッシュは同社の2027年度の売上高予想を14億3000万ユーロに引き下げ、目標株価の算出に用いるEV/EBITDA倍率を従来の2倍から1.2倍に圧縮した。2027年満期債の資金を温存する形での借り換えや、2027-28年度の発売スケジュールがより明確になれば、格付けを「見直す可能性がある」としているが、当面は株価がレンジ内で推移すると予想している。

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