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S&P、SKイノベーションの見通しを「安定的」に引き上げ-石油精製事業の好調を評価

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Sep 11, 20261 min read
S&P、SKイノベーションの見通しを「安定的」に引き上げ-石油精製事業の好調を評価
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格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、韓国のSKイノベーション(SK Innovation Co. Ltd.)の長期発行体格付け「BBB-」を据え置くとともに、格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げた。2026年から2027年にかけての力強い収益と、進行中の資産売却による負債水準の削減が見込まれることを理由として挙げている。

石油精製事業が収益を牽引

SKイノベーションの2026年上半期のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は、堅調な精製マージンと潤滑油の供給逼迫を背景に、約7兆2000億ウォンに達した。S&Pは、原油価格の高止まりも同社の石油精製事業の利益を押し上げたと指摘している。

S&Pは同社のEBITDAについて、2025年の3兆9000億ウォンから2026年には11兆ウォンに増加し、2027年には7兆6000億ウォンに落ち着くと予測している。

財務体質の改善

同社は資産売却を通じて財務改善を進めている。2026年には中国および東南アジアの合弁事業への投資から約1兆2000億ウォンの資本を回収し、化学子会社のSKジオセントリックも子会社や土地の売却を通じて約2000億ウォンを確保する見込みだ。

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これらの取り組みにより、同社の調整後有利子負債/EBITDA倍率は、2025年の9.1倍から2026年には3.2倍へと大幅に改善する見通し。S&Pは、2027年にはEBITDAの減少に伴い4.3倍に上昇すると予測しているが、格下げのトリガーとなる5.5倍を大きく下回る水準を維持するとみている。

事業別の課題

一方で、事業部門ごとには課題も残る。EV(電気自動車)バッテリー事業は、2026年にフォード・モーターからの補償金という一時的要因で小幅な黒字を計上するものの、2027年には再び赤字に転じる可能性が高いとS&Pは分析している。

また、化学事業は業界の需給不均衡に直面しており、S&Pは今後1~2年の改善は小幅にとどまるとの見方を示した。今回の格付け見通しの引き上げは、主に石油精製事業の強さに支えられた形だ。

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