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S&P、ニューマーク・グループを「BBB-」に格上げ 財務改善を評価

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Sep 16, 20261 min read
S&P、ニューマーク・グループを「BBB-」に格上げ 財務改善を評価
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S&Pグローバル・レーティングは、商業用不動産サービス会社ニューマーク・グループ(NASDAQ: NMRK)の発行体格付けを「BB+」から「BBB-」へ引き上げた。商業用不動産市況の回復を背景とした力強い収益成長と信用指標の改善を評価したもので、これにより同社は投資適格級となった。

格上げの背景

S&Pによると、今回の格上げは、ニューマークが過去1~2年間に築き上げた強固な財務バッファーを反映したもの。同社の調整後レバレッジは、2025年末時点で1.3倍、2026年6月30日までの12ヶ月間では1.2倍にまで低下した。

S&Pは、市場環境が悪化した場合でも、同社のレバレッジは従来の想定(2倍~3倍)を大幅に下回る2倍未満を維持すると予測している。シニア無担保社債の格付けも同様に「BBB-」へ引き上げられた。

業績と今後の見通し

ニューマークの業績は好調に推移している。2026年第2四半期末までの12ヶ月間で、調整後収益は20%以上、調整後利益は約17%増加した。これにより、調整後EBITDAマージンは約27%に達している。

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S&Pは、今後の見通しとして以下の数値を予測している。

  • 2026年調整後収益成長率: 15%~18%
  • 2027年調整後収益成長率: 8%~10%
  • 調整後EBITDA: 9億ドル~10億ドル
  • 調整後EBITDAマージン: 26%~28%

S&Pの評価と安定的見通し

格付け見通しは「安定的」とされており、これはS&Pが今後も調整後レバレッジを2倍未満、EBITDA支払利息倍率を6倍以上に維持すると見込んでいることを示唆する。株主還元や企業買収による一時的な資金流出があったとしても、商業用不動産市場の回復による好調な業績がそれを相殺するとみられている。

S&Pは、ニューマークの事業規模や収益の80%以上を米国市場に依存している点から事業評価を「Fair(標準的)」とする一方、流動性は「Adequate(適切)」と評価。最も近い主要な債務の満期は2029年1月であり、当面の資金繰りリスクは低いとみられる。今回の投資適格級への格上げは、同社にとって資金調達コストの低下や、より広範な投資家層へのアクセス向上につながる可能性がある。

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