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銀価格が急反発、米CPI発表控え押し目買い優勢

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Sep 11, 20261 min read
銀価格が急反発、米CPI発表控え押し目買い優勢

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銀スポット価格が3週間超ぶりの安値から急反発。米国の重要なインフレ指標である消費者物価指数(CPI)の発表を前に、押し目買いや地政学的リスクを背景とした安全資産需要が価格を押し上げた。

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銀スポット価格(XAG/USD)は11日の取引で、前日比1.3%高の1トロイオンスあたり64.396ドルまで上昇した。日中につけた3週間超ぶりの安値である62.9965ドルから急反発した格好だ。米連邦準備制度理事会(FRB)の次回会合を前に最後の主要インフレ指標となる、8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、投資家による押し目買いが優勢となった。

CPI発表を前にした市場の動き

前日の10日、銀価格は急落していた。8月の米生産者物価指数(PPI)がイラン情勢に起因するエネルギーコストの上昇を背景に加速したことを受け、市場が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での25ベーシスポイントの利上げ確率を約71%まで織り込んだことが背景にある。

金利を生まない資産である銀は、一般的に金利が低い環境で上昇する傾向がある。また、米ドルの動向にも大きく左右され、ドル高は銀価格の重しとなり、ドル安は追い風となる。今回の反発は、ホルムズ海峡付近での米国とイランの緊張が安全資産としての需要を高めていることも一因となっている。

構造的な需給ひっ迫も下支え

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長期的な視点では、需給バランスも銀価格の支援材料となっている。国際的な銀業界団体「シルバー・インスティテュート」は、2025年まで5年連続で供給不足が続くことを確認しており、2026年にも6年目の不足が予測されている。この構造的な供給不足が、銀価格の下支え要因として意識されている。

市場の焦点はFRBの金融政策へ

テクニカル的には、銀価格は63.00ドルの節目で反発した。しかし、市場参加者はCPIの発表を注視しており、アナリストは上値の余地は限定的で、弱気のテクニカルな状況から回復の試みは戻り売りに押される可能性があると指摘している。当面の貴金属市場の方向性は、CPIの結果と9月15日〜16日に開催されるFOMCでの政策決定および経済見通しによって大きく左右されることになるだろう。

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