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米サイクロスポーラ症集団発生、メキシコ政府はレタスとの関連を否定

Summary
米国で発生したサイクロスポーラ症の集団感染を巡り、メキシコ政府は自国産レタスが原因であるとの証拠はないと発表しました。米食品医薬品局(FDA)はメキシコからの供給を感染源として指摘しています。
米国で発生した寄生虫によるサイクロスポーラ症の集団感染について、メキシコ政府は21日、自国産のレタスが原因であるとの証拠は現時点で見つかっていないと発表した。米食品医薬品局(FDA)の調査では、メキシコの特定供給業者との関連が指摘されています。
メキシコ政府、関連性を否定
メキシコのダビッド・ケルシェノビッチ保健相は21日の記者会見で、「現時点では、そこ(メキシコ)で発生したことを示す証拠は見つかっていない」と述べ、関連性を否定しました。同相は、当局がグアナファト州で調査を進めているとしつつも、「万が一の場合に備え、あらゆる予防措置を講じている」と付け加えています。
メキシコの衛生規制当局Cofeprisと農業安全機関Senasicaは共同声明で、健康リスクを軽減するため、予防的な検査とトレーサビリティ分析を実施していると発表しました。
米当局の調査は難航
FDAは20日、追跡調査の結果、メキシコ中部のテイラー・ファームズ社の施設で加工された刻みアイスバーグレタスが感染源である可能性が高いと報告しました。この集団感染は、インディアナ州やオハイオ州など5州のタコベル店舗で提供されたレタスに関連しているとされています。
Adしかし、FDAの調査は情報が錯綜しています。当初、テイラー・ファームズ社のサンプルから寄生虫の陽性反応が出たと発表しましたが、翌日には偽陽性であったと訂正。それでもなお、サプライチェーン調査では同社のメキシコ施設が感染源であることを示唆し続けています。
企業への影響と過去の事例
タコベルを傘下に持つのは大手外食企業のヤム・ブランズ(Yum! Brands)であり、同社のブランドイメージやサプライチェーン管理に対する投資家の視線が厳しくなる可能性があります。米疾病対策センター(CDC)によると、この感染症に関連して約100人が入院したと報告されています。
テイラー・ファームズ社のメキシコ施設が食中毒の原因として指摘されるのは今回が初めてではありません。CDCによると、2013年にも同社のメキシコ法人が製造したサラダミックスが原因で、25州で600人以上が罹患する大規模なサイクロスポーラ症の集団発生が起きています。