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メーシーズ決算、予想上回るも株価は下落 一時要因と慎重な見通しが重荷に

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Sep 10, 20261 min read
メーシーズ決算、予想上回るも株価は下落 一時要因と慎重な見通しが重荷に
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米百貨店大手のメーシーズが発表した第2四半期決算は、調整後の一株当たり利益(EPS)が市場予想を大幅に上回ったものの、その内容が嫌気され株価は下落した。利益の大部分が一時的な要因によるものであったこと、また第3四半期に調整後赤字を見込んでいることが、投資家の懸念を誘った。

一時要因が押し上げた第2四半期決算

メーシーズが発表した第2四半期(Q2)の業績は、見出しの上では好調だった。

  • 調整後EPS: 0.63ドル(市場予想0.35ドル)
  • 売上高: 49億ドル(市場予想47.8億ドル)
  • 既存店売上高: 前年同期比2.7%増(5四半期連続のプラス成長)

しかし、市場の注目は利益の質に集まった。同社によると、EPSのうち約0.23ドルは関税の還付金という一時的な要因によるものだった。この特殊要因を除いた実質的な業績への評価から、決算発表後の9月10日の株価は3.81%下落した。

慎重な第3四半期見通し

同社は通期の調整後EPS見通しを2.15ドル~2.35ドルへ引き上げた。一方で、第3四半期(Q3)については慎重な見通しを示している。

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  • Q3 売上高見通し: 46.5億ドル~47.0億ドル
  • Q3 既存店売上高見通し: -0.5%~+0.5%
  • Q3 調整後EPS見通し: -0.19ドル~-0.23ドルの赤字

この慎重な見通しは、前年同期の業績が好調だったことによる比較の難しさが背景にある。通期の売上高見通しの中間値も市場コンセンサスをわずかに下回っており、株価の重荷となった。

今後のカタリストと注目点

投資家は、メーシーズが一時的な追い風なしに持続的な収益成長を達成できるかどうかに注目している。今後の重要なカタリストは以下の通りだ。

  • 収益の質: 11月12日に予定されている第3四半期決算で、一時要因を除いた「クリーンな」業績が示せるかが焦点となる。
  • 事業部門の動向: 高級百貨店の「ブルーミングデールズ」(既存店売上高11.3%増)と化粧品専門店の「ブルーマーキュリー」(同6.2%増)は好調を維持しているが、主力の「メーシーズ」ブランド(同1.1%増)のてこ入れが引き続き課題となる。
  • 年末商戦: 第4四半期の業績は、引き上げられた通期見通しの信頼性を占う上で極めて重要となる。在庫管理や販促費用の抑制が鍵を握る。

当面は、高級ブランド事業と店舗改装プログラム「Reimagine」の成果が強気材料となる一方、中核事業の伸び悩みと第3四半期の業績悪化懸念が弱気材料として意識されるだろう。

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