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ウォルターズ・クルワー株が急伸、JPモルガンが「オーバーウエート」に格上げ

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Jul 9, 20261 min read
ウォルターズ・クルワー株が急伸、JPモルガンが「オーバーウエート」に格上げ

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JPモルガンは、オランダの情報サービス大手ウォルターズ・クルワーの投資判断を「オーバーウエート」に引き上げた。AIによる成長加速への期待と割安なバリュエーションを理由に挙げており、これを受けて同社株は急伸した。

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JPモルガンは、オランダの情報サービス大手ウォルターズ・クルワーの投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」に引き上げ、目標株価も73ユーロから87ユーロに上方修正した。これを受け、アムステルダム市場で同社株は約4%上昇した。

AIによる成長加速と割安な株価を評価

JPモルガンは格上げの主な理由として、人工知能(AI)が同社の中核事業の成長を加速させるという確信の高まりと、魅力的なバリュエーションを挙げている。アナリストのダニエル・カーベン氏は、同社のAI分野での競争優位性は、独自のコンテンツだけでなく、AIが信頼性の高いデータや規制プロセスを代替するのではなく強化する「ミッションクリティカルなワークフロープラットフォーム」の所有権にあると指摘した。

バリュエーション面では、同社株は2027年予想株価収益率(PER)で9倍と、同業のRELXに対して40%、米国の同業他社に対して60%のディスカウントで取引されていると分析。また、プライベートエクイティによる買収の可能性にも言及し、30%のプレミアムを想定したレバレッジド・バイアウト(LBO)では、基本シナリオで17%の内部収益率(IRR)を生み出す可能性があると試算している。

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最近の買収がAI戦略を強化

JPモルガンは、ウォルターズ・クルワーが最近実施した買収も評価している。ドイツのリーガルAIスタートアップLibraや、AIを活用した法務費用管理プラットフォームBrightflagの買収により、同社のAIロードマップが加速したと見ている。これらの動きは、「AIの脅威と機会への対応の遅れというリスクを低減させた」とカーベン氏は記した。

一方で、臨床情報部門の「UpToDate」については、AIネイティブな競合の台頭により5年以内にオーガニック成長がマイナスに転じるとの弱気な見方を維持。それでもなお、同部門の価値を約26億ユーロと評価している。カーベン氏は、今回の格上げが「過去18カ月で初の実質的な格上げ」である可能性を指摘し、過去12カ月で55%以上下落した株価に既にリスクが織り込まれているとの見解を示した。

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