Story

J.P.モルガン、ジェーシードゥコーを「ポジティブ・カタリスト・ウォッチ」に指定、業績上振れを予想

ENTHMSVIIDZHZH-TWJAKOHI
Jul 16, 20261 min read
J.P.モルガン、ジェーシードゥコーを「ポジティブ・カタリスト・ウォッチ」に指定、業績上振れを予想

Summary

J.P.モルガンは、屋外広告大手ジェーシードゥコーについて、7月30日に予定される第2四半期決算発表を前に「ポジティブ・カタリスト・ウォッチ」に指定した。コンセンサスを上回る上半期の営業利益率が、さらなる業績予想の上方修正を促すとの見方を示している。

Text size
Background

J.P.モルガンは、7月30日に予定されている屋外広告大手ジェーシードゥコーの第2四半期決算発表を前に、同社を「ポジティブ・カタリスト・ウォッチ」に指定した。上半期の営業利益率がコンセンサス予想を約3%上回り、これがさらなる業績予想の上方修正につながる可能性が高いと分析している。

決算発表を前に強気の見方

J.P.モルガンはジェーシードゥコーの投資判断を「オーバーウエート」で据え置き、2027年12月期の目標株価を従来の29ユーロから30ユーロに引き上げた。なお、同社株の7月15日の終値は21.32ユーロだった。

同行は、第2四半期のオーガニック(本業)増収率を3.4%と予測。これはVisible Alphaが集計したコンセンサス予想の3.2%や、会社ガイダンスの約3%を上回る水準だ。この成長は、ストリートファニチャー部門(+5.4%)と交通広告部門(+2%)が牽引し、2026年ワールドカップからの収益増も寄与すると見られている。

業績予想の詳細と上方修正

J.P.モルガンは、2026年上半期の営業利益を3億2900万ユーロ(利益率17%)と見積もっており、コンセンサス予想の3億2000万ユーロ(同16.6%)を上回る。中東(売上高の約5%)での好調な取引や、米国・英国におけるデジタル屋外広告の成長が主な要因だという。一方で、中国での消費低迷により、同地域は第2四半期に若干のマイナス成長になると予想している。

Sample IUX Markets – In-articleAd

この分析に基づき、J.P.モルガンはジェーシードゥコーの業績予想を上方修正した。

  • 売上高: 2026年および2027年のグループ売上高予想をそれぞれ1%引き上げ。
  • 営業利益率: 2026年および2027年の営業利益率予想をそれぞれ1%引き上げ。
  • 調整後EBITDA: 2026年予想を8億4000万ユーロから8億4400万ユーロへ、2027年予想を9億400万ユーロから9億1500万ユーロへ引き上げた。

今後の見通しとバリュエーション

第2四半期以降についても、J.P.モルガンは強気な見方を維持している。第3四半期にはモメンタムが継続し、会社側は「5%を大幅に上回る」オーガニック成長率のガイダンスを示すと予想。同行自身の予測は5.7%で、コンセンサスの4.9%を上回る。

バリュエーションに関しても、現在の株価は割安だと指摘。今後数年でフリーキャッシュフローが4億ユーロに近づく可能性があるのに対し、現在の時価総額は45億ユーロにとどまっているとした。目標株価30ユーロは、加重平均資本コスト(WACC)9.5%、永久成長率2%を前提としたDCF(ディスカウンテッド・キャッシュフロー)法に基づいている。

Back to latest news

LATEST