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フーシ派のタンカー攻撃発表を受け、湾岸の海上交通量が急減

Summary
イエメンのフーシ派がサウジアラビアの石油タンカーを攻撃したと発表したことを受け、水曜日にホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブ海峡を通過する船舶が大幅に減少した。世界のエネルギー供給路における地政学的リスクの高まりが浮き彫りとなった。
イエメンでイランの支援を受ける武装組織フーシ派がサウジアラビアの石油タンカーへの攻撃を発表したことを受け、湾岸地域の主要な海上交通路であるホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブ海峡の通航量が水曜日に急減した。海運データ分析会社Kplerが明らかにしたデータは、地域の緊張が世界のサプライチェーンに与える影響への懸念を強めるものとなっている。
航行隻数が大幅に減少
Kplerのデータによると、水曜日にホルムズ海峡を通過した船舶はわずか2隻で、前日の8隻から大幅に減少した。また、紅海の入り口に位置するバブ・エル・マンデブ海峡では、前日の20隻から1隻にまで落ち込んだ。
この動きに先立ち、フーシ派は水曜日、サウジアラビアの紅海沿岸の港湾都市ヤンブ沖でサウジの石油タンカーをミサイルで攻撃したほか、アデン湾でも別のサウジのタンカーを攻撃したと発表した。ロイター通信によると、これらの攻撃についてサウジアラビア側からの確認は得られていない。
Ad市場への影響と背景
ホルムズ海峡とバブ・エル・マンデブ海峡は、世界の石油・天然ガス輸送における極めて重要なチョークポイント(要衝)である。これらの海峡における通航量の急激な減少は、エネルギー供給の遅延や中断リスクを高め、原油価格のボラティリティ(変動性)を増大させる可能性がある。投資家は、中東情勢の緊迫化がもたらす供給サイドへの影響を注視している。
Kplerのデータによれば、2月28日に紛争が始まる以前、ホルムズ海峡では通常1日に約130隻から140隻の船舶が通航していた。現在の通航量は、平時と比べて極端に低い水準にあることを示している。フーシ派は先月、サウジアラビアによるイエメン封鎖への対抗措置として、紅海でサウジに対する海上封鎖を実施すると宣言しており、地域のリスクは依然として高いままである。