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金価格、2026年後半に上昇再開の条件は? UBSが分析

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Aug 2, 20261 min read
金価格、2026年後半に上昇再開の条件は? UBSが分析

Summary

UBSは、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げを回避し、投資需要が回復、中央銀行の旺盛な買いが続けば、金価格は2026年後半に上昇を再開する可能性があると指摘した。

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UBSのストラテジストは、金価格が2026年後半に上昇基調を取り戻すには、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げの回避、投資需要の回復、そして各国中央銀行による力強い買いの継続という3つの条件が必要になるとの分析を示した。

背景:需要減退と供給増が重石に

金価格はここ数カ月、軟調な展開となっており、7月30日には1オンスあたり約$4,077で取引された。この背景には、投資需要および宝飾品需要の鈍化と、鉱山供給量の増加が上値を抑える要因となっている。

ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)のデータによると、第2四半期の世界の金地金・金貨需要は307トンとなり、それ以前の2四半期連続で400トンを超えていた水準から減少した。また、金価格に連動する上場投資信託(ETF)からの資金流出を反映し、OTC(相対取引)を除く投資需要は前年同期の487トンから262トンへと大幅に落ち込んでいる。

需要動向と価格維持の鍵

一方で、中央銀行による金購入は相場を下支えしている。第2四半期の購入量は289トンに達し、上半期合計では約345トンとなった。これは年間700トンのペースに相当する。

UBSは、金価格が4,000ドル台を維持するためには、投資資金の流入が回復し、公的機関による需要が四半期あたり300トンに近い水準で推移する必要があるとみている。供給面では、第2四半期の鉱山生産量が前年同期の948トンから966トンに増加した一方、リサイクル供給は第1四半期の374トンから326トンに減少し、生産増を一部相殺した。

金融政策が最大の焦点

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今後の金価格を動かす最大の要因は金融政策だ。市場では年内のFRBによる追加利上げの可能性が織り込まれており、短期的には下落リスクが優勢で、$3,850近辺まで調整する余地があるという。しかし、FRBが利上げを見送り、2027年初頭に利下げに転じれば、投資需要が再燃する可能性がある。

実質金利の低下は、金利を生まない金の保有に伴う機会費用を減少させ、米ドル安を誘発する可能性がある。ドル離れやインフレ懸念も、準備資産および安全資産としての金の魅力を高める要因となる。

UBSの価格予測

UBSは今後の金価格について、以下の見通しを示している。

  • 2026年9月: $4,400
  • 2026年12月: $4,600
  • 2027年3月: $5,000
  • 2027年6月: $5,200

短期的には慎重な見方が示される一方、$3,850ドルへの下落は長期投資家にとってエントリーポイントを提供する可能性があると指摘している。

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