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ゴールドマン・サックス、決算期を前に米ホテル大手3銘柄を推奨

Summary
ゴールドマン・サックスは、第2四半期決算発表を控え、ヒルトン、マリオット、ハイアットを米国のトップホテル銘柄として選定した。好調な米国内の需要が、中国など海外市場の弱さを補っていると分析している。
ゴールドマン・サックスは、米国のホテルセクターが第2四半期決算発表シーズンを迎えるにあたり、ヒルトン・ワールドワイド、マリオット・インターナショナル、ハイアットの3社をトップ銘柄として挙げ、いずれも投資判断を「買い」で維持した。好調な米国内事業が、中国をはじめとする海外市場の弱さを相殺しているとの見方を示している。
背景:好調な米国事業が海外の弱さを補う
ゴールドマン・サックスの分析によると、3社はいずれも2026年通期の全世界における販売可能客室数あたり宿泊売上(RevPAR)の会社見通しの上限に近い水準で推移している。この力強い成長は、主に米国市場の堅調な需要に支えられている。
一方で、中国やその他の一部海外市場では業績の軟化が見られるものの、米国事業の好調さがそれを十分に補っていると同行は評価。この傾向が、各社の決算における重要なポイントになると投資家は注目している。
ゴールドマンが選ぶトップ3銘柄
同行は、各社の具体的な見通しを上方修正し、それぞれの強みを指摘している。
ヒルトン・ワールドワイド (HLT)
ヒルトンは、大手ホテル企業の中で米国での客室展開比率が最も高く、一方でメキシコ、中国、中東といった市場へのエクスポージャーが手数料ベースで最も低い点が強みとされる。ゴールドマンは同社の見通しを次のように更新した。
Ad- 2026年第2四半期の全世界RevPAR成長率見通し:従来の2.5%から3.3%へ引き上げ
- 同 米国RevPAR成長率見通し:従来の3.9%から5.0%へ引き上げ
- 2026年通期の調整後EBITDA予測:40億5000万ドル
マリオット・インターナショナル (MAR)
ロイヤルティプログラム「Bonvoy」に対するホテルオーナーの不満など、一部で投資家心理の交錯が見られるものの、ゴールドマンは同社に強気の見方を維持している。北米事業の力強さが特に際立っている。
- 2026年第2四半期の全世界RevPAR成長率見通し:従来の2.1%から3.3%へ引き上げ
- 同 北米RevPAR成長率見通し:従来の4.0%から5.6%へ引き上げ
- 2026年通期の調整後EBITDA予測:59億5100万ドル
ハイアット・ホテルズ (H)
ハイアットは5月28日の投資家説明会以降、競合他社が下落する中で株価が4%上昇するなど、市場をアウトパフォームしている。ラグジュアリーおよびアッパーアップスケール層へのエクスポージャーが強みと見られている。
- 2026年第2四半期の全世界RevPAR成長率見通し:従来の3.1%から3.9%へ引き上げ
- 2026年通期の全世界RevPAR成長率見通し:従来の3.4%から3.6%へ引き上げ
- 2026年通期の調整後EBITDA予測:11億6200万ドル