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金価格が3週間ぶり安値、ドル高とFRB利上げ観測の強まりが圧迫

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Sep 2, 20261 min read
金価格が3週間ぶり安値、ドル高とFRB利上げ観測の強まりが圧迫

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金価格が続落し、約3週間ぶりの安値を付けた。米ドル高と米国債利回りの上昇が続く中、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げへの観測が強まったことが主な重しとなっている。

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金価格は4営業日続落し、約3週間ぶりの安値水準で推移している。米ドル高と米国債利回りの上昇を背景に、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ抑制のために高金利を長期化させるとの観測が強まり、利息を生まない資産である金への圧力が強まった。

## 利上げ観測を強めるインフレ懸念

金価格に対する新たな圧力となっているのが、原油価格の上昇に伴うインフレ懸念の再燃だ。Investing.comが報じたところによると、米国とイラン間の緊張が再び高まったことを受け、原油価格は高値圏で推移。エネルギーコストの上昇はインフレを押し上げ、FRBによる追加利上げの可能性を高める要因となる。

市場では、9月15日・16日に開催される連邦公開市場委員会(FOMC)でFRBが利上げを決定する確率を約70%と織り込んでいる。この背景には、先週のジャクソンホール会議におけるパウエル議長のタカ派的な発言や、FRB高官らによるインフレの根強さへの警告がある。FRBのマイケル・バー理事は2日、インフレが緩和しない場合、政策当局者は追加利上げに備えるべきだと述べた。

## 世界的な債券売りと金利上昇

インフレへの警戒感は、世界的な債券市場の売り圧力にもつながっている。米国の長期国債利回りは、財務省が先月介入を発表する前の水準まで上昇した。

  • 30年物米国債利回りは2日、5.28%を上回り、8月19日に財務省が債券買い戻しプログラムの拡大を発表する前の水準に回帰した。
  • この動きは世界の主要な国債利回りを押し上げ、世界の利回り水準は2008年以来の高さとなっている。
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国債利回りの上昇は、金利を生まない金の保有に伴う機会費用を増大させるため、金価格にとってマイナス要因となる。同時に、利回り上昇を背景としたドル高も進行しており、ドル建てで取引される金を海外の買い手にとって割高にさせ、さらなる下押し圧力となっている。

## 市場の見方とテクニカル分析

今回の下落は、金が1月以来最高の月間上昇率となる約10%の上昇を記録した8月の力強い値動きとは対照的だ。8月の上昇は、米財務省の流動性供給策が「通貨安への備え」としての金買いを誘発した側面があった。

ANZ銀行のアナリストは、財務省の介入は当初、投資家の金へのエクスポージャーを促したと指摘。しかし、その後の金利とドルの反転によってその勢いは弱まったとしている。一方で、より広範な通貨価値下落のテーマは、引き続き金の買い手を引き付ける可能性があるとの見方も示した。

テクニカル面では、金価格が長期的な勢いを測る上で重要な指標とされる200日移動平均線を下抜けたことで、相場へのさらなるダメージが懸念されている。

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