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金価格、2日続落後に反発 イラン情勢緊迫化でインフレ懸念再燃

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Sep 1, 20261 min read
金価格、2日続落後に反発 イラン情勢緊迫化でインフレ懸念再燃

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金価格は2日間の大幅な下落を経て反発した。米国とイランの軍事衝突がホルムズ海峡の緊張を高め、原油価格上昇を通じたインフレ再燃のリスクが意識されたことが背景にある。

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金価格は2日続落した後、月曜日の取引で下げ渋る展開となった。米国とイラン間の軍事衝突が再燃したことで、エネルギー価格上昇を通じたインフレ圧力が高まるとの懸念が浮上。これにより、米連邦準備理事会(FRB)が金利を長期間高水準で維持するとの観測が強まり、金市場では強弱感が対立している。

東部時間21時22分(日本時間翌10時22分)時点で、金スポット価格(XAU/USD)は0.1%安の1オンス=4,444.36ドル、金先物価格は0.3%高の1オンス=4,493.25ドルで取引された。

ホルムズ海峡の緊張がインフレ懸念を刺激

米国とイランが1カ月ぶりに軍事攻撃を交わしたことで、エネルギー市場の不確実性が一層高まった。報道によると、米軍は日曜、ホルムズ海峡の島で機雷を敷設準備中だったイランのロケットランチャーを攻撃。その後、イランはアラブ首長国連邦(UAE)とヨルダンにある標的を攻撃したとされている。

この衝突は、世界のエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡の緊張を浮き彫りにした。原油価格は月曜に3週間ぶりの大幅上昇を記録しており、エネルギー価格の上昇はインフレを加速させる要因となる。これは、FRBが利上げを継続、あるいは高金利を維持する理由となり、利息を生まない資産である金にとっては逆風となる。

FRBの引き締め観測が上値を抑制

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金利が上昇すると、国債など利息を生む資産の魅力が高まり、金を保有する機会費用が増大する。CME FedWatchツールによると、市場は9月15-16日の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げが実施される確率を60%以上織り込んでいる。

IGのシニア市場アナリスト、トニー・シカモア氏は、先週の高値約4,697ドルから月曜の安値約4,397ドルまでの300ドルに及ぶ最近の下落について、ジャクソンホール会議でのタカ派的な発言とホルムズ海峡の緊張激化が重なった結果だと指摘。この組み合わせが債券利回りを押し上げ、次回のFOMCを前に金を脆弱な状況に置いていると分析した。

8月の上昇とテクニカルな節目

直近では下落したものの、金価格は8月には約10%上昇し、1月以来の力強い月間上昇率を記録した。この上昇は、米財務省が予想外に長期国債の買い入れを増やす計画を発表したことがきっかけとなった。この介入は借入コストを低下させドル安を招いた一方、米国の巨額な政府債務と通貨価値の希薄化(デベースメント)への懸念を再燃させた。

こうした背景から、金連動型ETF(上場投資信託)には5週連続で資金が純流入するなど、投資家の需要は拡大していた。しかし、FRBのタカ派姿勢への転換がこの勢いを中断させた形だ。テクニカル面では、金価格は重要な節目である200日移動平均線(約4,526ドル)を下回り、短期的な地合いの悪化が示唆されている。

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