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英FTSE100指数、鉱業株主導で続伸 金属価格の上昇が追い風

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16日のロンドン株式市場でFTSE100指数は続伸した。中東情勢を巡る懸念を背景に金属価格が上昇し、鉱業セクターが相場を牽引した。
16日のロンドン株式市場で、FTSE100指数は鉱業株に買いが集まり続伸した。中東の供給懸念を背景に金属価格が上昇したことが支援材料となったほか、同日発表された英国のインフレ指標は市場の予想通りの結果となった。
東部時間午前3時27分(日本時間午後4時27分)時点で、FTSE100指数は0.45%高で推移。欧州の主要株価指数も堅調で、ドイツのDAX指数は0.26%高、フランスのCAC40指数は0.29%高となっている。
鉱業株が相場を牽引
この日の相場を主導したのは鉱業セクターだった。中国が米国とイランの対話を促すなど、中東情勢を巡る緊張感が意識され、供給懸念から非鉄金属価格が軒並み上昇した。
銀価格が2.23%、銅価格が0.61%上昇したことを受け、鉱業株が買われた。個別では、フレスニージョが2.88%高、アントファガスタが2.8%高、アングロ・アメリカンが1.86%高、リオ・ティントが1.16%高とそれぞれ上昇した。一方で、原油価格は下落し、ブレント原油は0.93%安の1バレル107.74ドル、WTI原油は1.47%安の104.27ドルで取引された。
8月の英インフレ率は予想通り
Ad英国家統計局(ONS)が発表した8月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で3.1%の上昇となり、7月の2.9%から加速した。これは市場の事前予想と一致する内容だった。
INGの先進国担当エコノミスト、ジェームズ・スミス氏は、このインフレ加速は自動車燃料費の上昇によるもので「広く予想されていた」と指摘。イングランド銀行(英中央銀行)にとっての真の課題は「エネルギー価格ショックが他の品目に波及するかどうか」であり、現時点では「その兆候はほとんど見られない」との見方を示した。同行は、インフレ率が来年初頭に3.7%近辺でピークを付けた後、2027年まで政策金利を据え置くと予想している。
個別銘柄の動向
個別では、住宅建設大手のバラット・レッドロウが指数構成銘柄の中で最大の上昇率を記録し、株価は6.8%急騰した。調整後税引き前利益が市場予想を上回ったことが好感された。ただし、同社は計画の遅れを理由に2027年度の住宅完成戸数見通しを引き下げている。
このほか、WHスミスは、販促活動の活発化とコスト増を理由に、通期税引き前利益が従来予想レンジの下限である約7500万ポンドになるとの見通しを示した。防衛関連のバブコック・インターナショナルは、防衛費増を背景とした需要の強さを理由に、通期見通しを再確認した。