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ジェフリーズ、Datadogを「ホールド」に格下げ 年初来94%の株価急騰で

ジェフリーズは、クラウド監視サービス大手データドッグ(Datadog)の投資判断を「買い」から「ホールド」に引き下げた。年初来で株価が94% という大幅な上昇を遂げたことを受け、バリュエーション(株価評価)が割高になっているとの懸念を理由に挙げている。
格下げの背景
ジェフリーズのアナリスト、ブレント・シル氏は投資家向けメモの中で、データドッグが「AIの恩恵を受ける銘柄であり、カテゴリーのリーダー」であるという同社の見方は2026年上半期に概ね実現したと指摘。実際に、同社の成長率は2025年第1四半期の25%から2026年第1四半期には32%へと再加速しており、好調な業績が株価を押し上げてきた。
しかし、現在の株価は2027年度の予想売上高に対する企業価値(EV)が約18倍の非常に高い水準で取引されている。ジェフリーズによると、これは競合のスノーフレイク(SNOW)を4ターン上回るプレミアムであり、「経営上のわずかなつまずきも許されない水準」だと分析。株価が目標価格を大幅に上回っていることから、格下げを決定したとしている。同社は今後、「より良いエントリーポイントで再び建設的な見方になる」との姿勢を示した。
Ad市場の全体観と今後の見通し
今回の格下げは、ジェフリーズが発表した第2四半期の市場プレビューの一環として行われた。同社は、株式市場が「無差別な弱気姿勢から、よりファンダメンタルズと業績予想を重視する展開」に移行しつつあると見ている。
その中でジェフリーズは、クラウドとAIの勢いが強く、目標達成が可能であるとしてアマゾン、マイクロソフト、アトラシアンを選好。一方で、比較対象となる前年同期のハードル上昇や競争激化を理由にパランティアには弱気な見方を示した。同社の独自調査ではクラウド需要の力強さが確認されているものの、市場の期待は依然として高く、一部銘柄では株価指標が割高な水準にあるため、より慎重な銘柄選別が求められると注意を促している。