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TOPIXが4500ポイントならドル円は163円へ、シティが分析

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シティグループは9日に発表したリサーチノートで、東証株価指数(TOPIX)が4,500ポイントまで上昇した場合、ドル円相場は1ドル=163円に達する可能性があるとの試算を明らかにした。なお、TOPIXの現在値に基づく同行の推計では、ドル円の適正水準は160円程度としている。
株高が円安を増幅する仕組み
シティは、歴史的な高値圏にある日本株が、国内外の投資家によるポートフォリオのリバランスやヘッジ取引を誘発し、結果として円安を増幅させる要因となってきたと分析している。
投資家は、保有する日本株の価値が上昇すると、資産配分を調整するために円を売って外貨資産を購入する動きを強める傾向がある。このプロセスが、株高と円安の連動性を高めてきたとみられる。
Ad変化する相関関係とリスク
一方でシティは、2024年以降、株高と円安の相関関係は以前より弱まっていると指摘する。その背景には、日米の金融政策の差の縮小観測や、日本政府・日銀による円買い為替介入があるとされる。
現在のドル円相場は、こうした日本株の堅調さもある程度織り込んでいると同行はみている。しかし、今後の日米金利差の動向や、日本当局による介入方針の変更が、さらなる円安リスクをもたらす可能性があり、引き続きドル円相場の動向には注意が必要だと結論付けている。