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バンク・オブ・アメリカ、第3四半期の投資銀行手数料減少を警告 ─ セクター全体に懸念広がる

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Sep 15, 20261 min read
バンク・オブ・アメリカ、第3四半期の投資銀行手数料減少を警告 ─ セクター全体に懸念広がる

Summary

バンク・オブ・アメリカ(BofA)のCEOが、第3四半期の投資銀行手数料が前年同期比で10%以上減少するとの見通しを公表した。金利高止まりなどを背景としたこの警告は、金融セクター全体への業績懸念を広げ、銀行株の売りを誘った。

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バンク・オブ・アメリカ(BofA)のブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は、第3四半期の投資銀行手数料が前年同期比で10%以上減少するとの見通しを示した。この発言は、金融セクター全体の収益環境に対する懸念を強め、銀行株は軒並み下落した。

減速の背景

モイニハンCEOはバークレイズ・グローバル金融サービス・カンファレンスにおいて、2026年第3四半期の投資銀行手数料が16億ドルから18億ドルの範囲に着地する見込みだと述べた。これは、2025年第3四半期の実績である20億ドルから10%以上の減少を意味する。一方で、セールス&トレーディング収益は前年同期の54億ドルとほぼ同水準で推移すると予想されている。

手数料減少の主な要因として、モイニハン氏は以下の点を挙げた。

  • 金利の高止まり: 長期化する高金利環境が、企業の資金調達需要を抑制している。
  • アジアのプライム・ブローカレッジ業務の縮小: 国際的な顧客がリスクを削減する動きを見せている。
  • 比較対象期間の影響: 前期は特殊要因で収益が押し上げられており、その反動が出ている。

BofA固有の問題ではない可能性

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この業績見通しは、BofA一社の問題ではなく、セクター全体が直面する課題を反映している可能性が高い。投資情報サイトInvesting.comが引用したジェフリーズのデータによると、9月3日時点で主要グローバル銀行8行の投資銀行業務の代理収益は、すでに前年同期比で15%減少していた。

モイニハン氏の発言は、この広範な減速傾向を裏付ける形となり、市場の懸念を増幅させた。BofAの株価は5.14%下落し、S&P 500銀行株指数も2.7%低下するなど、金融株全体に売りが広がった。

投資家への示唆

今回の警告は、投資銀行業務の収益がマクロ経済環境、特に金利動向に大きく左右されることを改めて示した。ただし、すべての銀行が同じ影響を受けるわけではない。

M&Aアドバイザリー業務や資本市場で強固な地位を築いているゴールドマン・サックスやJPモルガンは、比較的耐性が高いとみられている。対照的に、欧州の銀行は米国勢に対して市場シェアを失いつつあるという構造的な課題も抱えている。投資家にとっては、各行の事業構成や地理的エクスポージャーの違いを見極めることが、これまで以上に重要となるだろう。

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