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米株価指数先物、横ばい圏で推移 トランプ大統領の発言受け地政学リスク後退

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木曜日の米国株式市場は、トランプ大統領がイランとの交渉の可能性に言及したことを受けて上昇。時間外取引の株価指数先物は、前日の上昇分を維持し小動きとなっている。
木曜日の時間外取引で、米国の主要株価指数先物はほぼ横ばいで推移した。通常取引では、米国とイランの間の緊張緩和への期待から投資家心理が改善し、主要3指数がそろって上昇した流れを引き継いでいる。
地政学リスクの後退が市場を支援
木曜日の市場のセンチメントを押し上げた主な要因は、トランプ大統領がイラン側から交渉を求める接触があったと発言したことだ。Investing.comが報じたところによると、この発言は、ここ数日間の軍事的な応酬を経て高まっていたワシントンとテヘランの間の緊張が、外交的に解決される可能性を示唆した。
この報道を受け、ホルムズ海峡の供給途絶リスクへの懸念が和らぎ、原油価格は下落。エネルギーコストの上昇がインフレ圧力を再燃させ、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を複雑化させるとの懸念が後退し、株式市場にとっては追い風となった。
ハイテク株が相場を牽引
木曜日の通常取引では、ハイテク株が上昇を主導した。主要な指数の終値は以下の通り。
Ad- ダウ工業株30種平均: 0.3%高
- S&P 500: 0.8%高
- ナスダック総合: 1.3%高
特に半導体関連銘柄が強く、フィラデルフィア半導体株指数は約3%上昇し、2営業日続伸となった。AI(人工知能)需要に対する新たな楽観論が、同セクターへの買いを誘った。
経済指標と今後の展望
経済指標では、週間の新規失業保険申請件数が21万5000件に減少し、労働市場の底堅さを示した。一方で、他のデータでは住宅市場の弱さが続いていることも示唆された。また、FRBが公表した最新の議事要旨では、根強いインフレリスクが政策金利をより長く高水準に維持させる可能性について、当局者が懸念していることが明らかになった。
市場の注目は、来週から本格化する第2四半期決算シーズンに移る。大手銀行の決算発表を皮切りに、企業の業績動向が次の焦点となる。