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トタルエナジーズ株が下落、第2四半期の利益警告を嫌気

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Jul 16, 20261 min read
トタルエナジーズ株が下落、第2四半期の利益警告を嫌気

Summary

フランスのエネルギー大手トタルエナジーズは、統合LNG事業の大幅な減益見通しを背景に第2四半期の利益警告を発表し、株価は1.8%下落した。サウジアラビアの製油所の稼働率低下も下流部門の重しとなっている。

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フランスのエネルギー大手トタルエナジーズ(TTEF)の株価は16日、第2四半期(4-6月期)の利益警告を発表したことを受け1.8%下落し、69.35ユーロで取引された。株価は重要な節目である70ユーロを下回り、日中安値は68.86ユーロを付けた。

利益警告の背景

同社が発表した警告の主な要因は、事業部門の業績不振にある。特に、総収益の約2割を占める統合液化天然ガス(LNG)事業は、欧州ガス市場の低迷により「大幅な」減益が見込まれている。

また、下流部門では、サウジアラビアの製油所が現在70%の稼働率にとどまっており、完全復旧は2027年初頭まで見込めないという。これは、同部門の業績にとって持続的な足かせとなるとみられる。探鉱・生産部門においても、原油価格は全般的に高水準で推移したものの、不利なタイミングでの生産量増加が実現マージンを圧迫した。

明暗分かれる事業実績

一方で、明るい材料も存在する。石油トレーディング事業の業績は、好調だった第1四半期と同水準を維持した。第2四半期の炭化水素生産量は、日量石油換算で約240万バレルに達し、オーガニック成長率は4%となった。

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中東紛争による減産影響は日量約21万バレルで、これは従来見通しの36万バレルを下回った。しかし、生産回復のタイミングに遅れが生じたため、市場の予想を上回る結果とはならなかった。

市場の反応と見通し

今回の利益警告は、投資家心理に特に大きな影響を与えた。同社株は、中東情勢の緊迫化による原油価格上昇を背景に、直近2週間で約9.3%上昇しており、短期的な過熱感からネガティブな材料に脆弱な状態にあった。

アナリストの評価は総じて強気な見方が維持されている。JPモルガンは同日、「買い」のレーティングを再表明し、RBCキャピタルも建設的なスタンスを維持した。一方で、モルガン・スタンレーは月内に目標株価を89.10ユーロから77ユーロへ引き下げていた。今回の株価下落は、事前の利益警告、LNG事業の不振、下流部門の制約、そして株価の過熱感が複合的に作用した結果と言える。

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