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スペースX、2026年8月に約1230億ドル規模のロックアップ解除へ 売り圧力に警戒感

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Jul 16, 20261 min read
スペースX、2026年8月に約1230億ドル規模のロックアップ解除へ 売り圧力に警戒感

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宇宙開発企業スペースXは、2026年8月上旬に約1230億ドル相当の株式ロックアップ期間が終了する。IPO価格をすでに下回る中、市場は大規模な売り圧力に直面する可能性がある。

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宇宙開発企業のスペースX(ティッカー:SPCX)は、2026年8月上旬に予定されている初の四半期決算発表後、初期投資家や従業員が保有する株式のロックアップ(売却禁止)期間が終了する。これにより約1230億ドル(約9億1150万株)相当の株式が市場に放出される可能性があり、株価への大きな売り圧力となることが懸念されている。

2段階のロックアップ解除

今回のロックアップ解除は、条件の異なる2つのトランシェ(区分)で構成されている。投資家が注視すべきは、特に最初の無条件トランシェだ。

  • 第1トランシェ(無条件): 9億1150万株(約1230億ドル相当)が、2026年8月上旬の第1四半期決算発表から2営業日後に解除される。これは株価に関係なく実行されるため、市場への影響が最も大きいとみられている。
  • 第2トランシェ(価格条件付き): 4億5580万株(約620億ドル相当)は、決算日までの10営業日のうち5営業日で株価が175.50ドルを上回ることが解除の条件となる。

7月15日の終値は135.27ドルであり、条件達成の基準値を23%下回っている。このため、第2トランシェが短期的に解除される可能性は低いとみられている。

市場への潜在的影響

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今回ロックアップが解除される1230億ドルという規模は、同社の記録的なIPO(新規株式公開)における調達額750億ドルを64%も上回る。これは大型株のロックアップ解除としては異例の規模であり、市場の需給バランスを大きく崩す可能性がある。

SPCXの株価は、7月16日時点でIPO価格の135ドルをすでに下回って推移している。歴史的に、ロックアップ解除前にIPO価格を割り込んだ銘柄は、その後の株価パフォーマンスが振るわない傾向があるとの指摘もある。

強気派と弱気派の見方

市場の見方は分かれている。弱気派は、IPO前の有利な価格で株式を取得した初期投資家や従業員が、利益確定のために大量の売り注文を出すとみている。わずかな割合の株式が売却されるだけでも、買い需要を圧倒する可能性がある。

一方、強気派は、イーロン・マスク氏を含む長期保有を志向する株主が売却を見送る可能性や、デビューとなる四半期決算が好感されれば、売り圧力を吸収して株価が持ち直す展開もあり得ると主張する。ロイターのデータによれば、IPO後にアンダーパフォームした銘柄でも、その後の株価中央値は61%上昇したという過去の事例も存在する。

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