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サノフィ、アムリテリマブの開発を中止 第3相試験の結果受け

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フランスの製薬大手サノフィ(EPA: SASY)は金曜日、開発中の治療薬アムリテリマブについて、第3相臨床試験(フェーズ3)で有効性と安全性に関する複合的な結果が出たことを受け、グローバルでの薬事申請を断念し、開発を中止すると発表した。
開発中止の背景
後期臨床試験において、アムリテリマブは期待された有効性を示せず、同時に安全性に関する一部の懸念が浮上したことが開発中止の直接的な原因となった。この結果は、同薬の商業的可能性に疑問を投げかけるものだった。
市場アナリストは以前から同薬の将来性について慎重な見方を示しており、ピーク時の年間売上高予測を約10億ユーロまで引き下げていた。今回の発表は、こうした市場の懸念を裏付ける形となった。
パイプライン見直しと今後の見通し
Ad今回の決定は、従来の結果にもかかわらず開発を継続するとしていた前経営陣の方針からの転換を意味する。市場関係者は、これを同社の研究開発(R&D)戦略における優先順位見直しの兆候と捉えている。
アナリストからは、この動きがさらなるパイプラインの整理につながる可能性があるとの指摘が出ている。具体的には、同じく開発段階にある以下の候補薬などが中止される可能性が挙げられている。
- イテペキマブ(itepekimab)
- 経口TNF阻害薬
サノフィは来週に第2四半期決算の発表を控えており、投資家は同社の今後のパイプライン戦略に関する詳細な説明を注視している。