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ドル安観測がポンド下支え、米財務省の国債買入拡大が背景

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Aug 22, 20261 min read
ドル安観測がポンド下支え、米財務省の国債買入拡大が背景
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21日の外国為替市場で英ポンドは対ドルで堅調に推移した。週半ばに米財務省が発表した国債買入の拡大が引き続き材料視され、ドル安圧力とリスク選好地合いが相場を支えた。

21日の市場では、ポンド/ドル(GBP/USD)は一時0.32%上昇し1.3672ドルを付けた。ユーロ/ドル(EUR/USD)も0.27%高の1.1709ドルで取引された。

米財務省の介入がドル安圧力に

今週の市場の最大の注目点は、米財務省が20日に突如発表した国債買入プログラムの拡大だ。この措置は、長期金利の上昇を抑制する狙いがあるとみられている。

オランダの金融大手INGのグローバル市場責任者、クリス・ターナー氏は21日付のレポートで、この動きを過度に解釈することに警鐘を鳴らしつつも、「長期米国債利回りの上昇が財務省の視野に入り、対処が必要と判断された」ことが最も重要な結論だと指摘。同氏は、この介入がより積極的になれば、「ドル安・リスク資産高につながるシナリオ」であり、豪ドルなどの高ベータ通貨や新興国通貨がアウトパフォームする可能性があるとの見方を示した。

INGは、ドル指数(DXY)が99.00を再び上回るのは難しいと分析しており、98.65/70近辺が下値支持線になるとみている。

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市場の見通しとポンドの動向

市場では、インフレと雇用の軟化を示す経済指標を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退するというメインシナリオは変わっていない。UBSのストラテジストも、FRBの引き締め理由が薄れるにつれて「ドルのロングポジションには反転リスクが残る」と指摘している。

英国に目を向けると、議会が夏季休会中で国内ニュースは比較的静かだ。一方、UBSは米商品先物取引委員会(CFTC)のデータを引用し、ポンドのネットポジションが依然として大幅な売り越し(ショート)に傾いている点を指摘。これは、英国の財政に対する信認が回復するなどポジティブな材料が出た場合、ファンダメンタルズが示す以上に強力なショートカバー(買い戻し)を誘発する可能性があることを示唆している。

UBSは、ポンド/ドル相場が2026年12月までに1.40ドル、2027年前半には1.41ドルまで上昇すると予測している。

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