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プラチナ価格が急伸、米利上げ期待後退と供給不足が追い風

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Aug 19, 20261 min read
プラチナ価格が急伸、米利上げ期待後退と供給不足が追い風

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プラチナスポット価格が米ドル安と金融引き締め観測の後退を背景に急騰。ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシルが予測する構造的な供給不足も価格を押し上げる要因となっている。

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プラチナのスポット価格(米ドル建て)が時間外取引で2.9%急伸し、1オンスあたり1,766.80ドルに達した。米国の利上げ期待の後退とドル安を背景に、貴金属市場全般に買いが広がったことが主な要因である。

米金融政策への観測変化が貴金属を後押し

最近発表された米国の雇用、インフレ、小売売上高に関する一連の弱い経済指標を受け、市場では連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な利上げを継続するとの見方が後退している。CME FedWatchツールによると、9月の利上げ確率は1ヶ月前の51%超から33%へと大幅に低下した。

特に、予想を下回る消費者物価指数(CPI)の発表が、利上げ観測を大きく後退させるきっかけとなった。米ドルが主要通貨に対して下落したことも、ドル建てで取引されるプラチナなどのコモディティ価格を押し上げる要因となっている。ドル安は、他通貨を保有する海外の買い手にとって相対的な割安感につながるためだ。

構造的な供給不足が価格を下支え

マクロ経済的な追い風に加え、プラチナ市場は構造的な供給問題を抱えている。ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)は、2026年のプラチナ市場が29万7,000オンスの供給不足に陥ると予測しており、これは4年連続の不足となる見込みだ。

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年末の地上在庫は世界の需要の3ヶ月分にも満たない174万7,000オンスまで減少すると予想されている。主要生産国である南アフリカにおける電力供給の混乱や、鉱山のメンテナンス問題も供給懸念を高め、価格の下支え要因として意識されている。

新たな需要への期待と市場の見方

需要面では、ハイブリッド車の生産増加が自動車触媒向けの消費を短期的に支えている。長期的には、AIインフラやデータセンターの拡大に伴う新たな需要が生まれるとの期待感も、強気心理を支える一因となっている。

現在の価格は52週高値である2,923.66ドルを依然として大きく下回っている。市場関係者は、本日の上昇について、熱狂的な買いが再燃したというよりも、構造的な供給不足とマクロ環境の変化を市場が再評価した結果であるとみている。

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