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原油価格が下落、需要減速懸念とホルムズ海峡の不確実性が重し

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Aug 13, 20261 min read
原油価格が下落、需要減速懸念とホルムズ海峡の不確実性が重し

Summary

世界的な需要見通しの悪化と、中東の主要輸送路であるホルムズ海峡を巡る地政学リスクが市場の重しとなり、木曜日の取引で原油価格は下落した。OPECとIEAは相次いで2026年の需要予測を下方修正した。

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世界的な需要減速への懸念と、中東の地政学的緊張が続く中、木曜日の原油価格は反落した。石油輸出国機構(OPEC)と国際エネルギー機関(IEA)が相次いで需要見通しを引き下げたことが、市場のセンチメントを圧迫した。

需要見通しの悪化が価格を圧迫

水曜日に発表された月次報告で、OPECとIEAは共に2026年の世界石油需要予測を下方修正した。これは、イランとの紛争に起因する経済成長の鈍化、燃料供給の制約、そして価格高騰が需要を抑制するとの見方を反映している。

  • OPECは、2026年の需要の伸びを日量58万バレルに引き下げた。これは今年に入って4回目の下方修正となる。
  • IEAは、従来の日量100万バレルの増加予測から一転し、日量160万バレルの減少を予測するという大幅な見直しを行った。

さらに、先週の米国の原油在庫が予想に反して1,740万バレルという大幅な増加を示したことも、供給過剰懸念を高め、価格への下押し圧力となった。

ホルムズ海峡を巡る地政学リスク

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需要面の弱材料に加え、供給面では依然として不確実性が燻っている。世界の石油消費量の約20%が通過する重要航路であるホルムズ海峡を巡り、米国とイランが互いに支配権を主張するなど、緊張状態が続いている。

7月下旬以降、同海峡における船舶の航行は大幅に停滞していると報じられている。イランが支援するイエメンのフーシ派による紅海での船舶攻撃も、中東からの供給途絶リスクを市場に意識させている。こうした供給不安がこれまで価格を下支えしてきたが、米国がイラン紛争による供給ショックを緩和するために戦略石油備蓄(SPR)を大量に放出していることも、価格の上値を抑える一因となっている。

市場の動向

木曜日の取引で、国際的な指標であるブレント原油先物は2.5%下落し、1バレルあたり86.73ドルとなった。米国産WTI原油先物も2.8%安の80.57ドルで取引された。中東情勢の緊迫化を背景に、原油価格は過去1週間で大幅に上昇していたが、需要への懸念が強まったことで利益確定の売りが優勢となった。

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