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ニューモント株が上昇、金価格の反発とアナリストの強気評価が後押し

Summary
金大手のニューモント株が時間外取引で上昇。FRBの利上げ決定後に反発した金価格や、UBSとRBCキャピタルによる目標株価の引き上げが材料視された。
金大手のニューモント・コーポレーション(NEM)の株価が17日の時間外取引で1.5%上昇し、123.63ドルに達しました。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ決定を受けて一時的に下落していた金価格が反発に転じたことや、アナリストによる強気な評価が相次いだことが背景にあります。
金価格の反発が支援材料
FRBは16日、3年ぶりとなる利上げを決定し、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを25ベーシスポイント引き上げ、3.75%~4.00%としました。この発表直後は金価格に売り圧力がかかりましたが、市場がこの広く予想されていた動きを消化するにつれて売り圧力は後退。金価格は1オンスあたり4,300ドルに向けて回復基調にあります。
利上げ発表後に強まっていたドル高の動きが時間外取引で一服したことも、金のようなドル建てコモディティにとっての逆風を和らげ、価格の回復を後押ししています。
アナリストによる目標株価の引き上げ
複数の証券会社がニューモントに対する評価を引き上げたことも、株価を押し上げる要因となりました。アナリストの信頼感の高さが投資家心理を改善させています。
Ad- UBSは、投資判断を「買い」で維持しつつ、目標株価を120ドルから155ドルに引き上げました。同社はニューモントの明確な株主還元方針や、継続的な自社株買いを通じた1株当たり金生産量の成長能力を評価しています。
- RBCキャピタルも同様に、投資判断を「アウトパフォーム」で維持し、目標株価を135ドルから155ドルに引き上げました。
ポジティブな個別材料も寄与
企業固有の要因も好感されています。長年の懸案であったバリック・ゴールド社とのフォーマイル・プロジェクトを巡る紛争が解決したことで、株価の重しとなっていた不透明要因の一つが解消されました。
さらに、同社の60億ドル規模の自社株買いプログラムや90億ドルの潤沢な手元資金は、その強固な財務基盤を示しています。S&P500種株価指数やナスダック総合指数が上昇するなど、広範な市場環境が良好なことも、同社株にとって追い風となっています。