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モルガン・スタンレー、航空宇宙・防衛セクターに強気姿勢を維持 第2四半期決算控え

Summary
モルガン・スタンレーは、第2四半期決算期を前に、航空宇宙・防衛セクターに対する強気な見方を維持した。民間航空宇宙の旺盛な需要や防衛費の長期的トレンドを好感する一方、バリュエーションの変化を理由に銘柄選別を強めている。
モルガン・スタンレーは、第2四半期の決算発表シーズンを前に、航空宇宙・防衛セクターに対する建設的な見通しを維持した。民間航空宇宙分野の底堅い需要、航空機生産の改善、防衛費の長期的な拡大傾向を評価する一方、最近の株価変動とバリュエーションの変化を受け、銘柄選別をより強める姿勢を示している。
強気見通しの背景
同行は、民間航空宇宙、防衛、宇宙の各分野にポジティブな見方を継続している。民間航空宇宙分野では、継続的な機材稼働率、低い退役率、逼迫した整備能力などを背景に、アフターマーケットの需要が持続すると分析。ボーイングの生産回復も勢いを増しており、737 MAXの生産は月産47機のペースで進んでいるという。
防衛分野では、投資家は米国の2027年度の基礎国防予算が約1.1兆ドルに達する可能性を引き続き過小評価していると指摘。サプライチェーンの改善やミサイル生産能力の拡大が、同セクターのさらなる追い風になるとの見方を示した。
また、宇宙関連企業については、今後の打ち上げ計画のマイルストーン、受注動向の改善、NASAによる商業国際宇宙ステーションの調達などが追い風になると予想している。
評価の変更と銘柄選別
モルガン・スタンレーは、ファンダメンタルズの悪化ではなく、バリュエーションの変化を反映し、一部銘柄の投資判断を見直した。これにより、投資機会が増加する一方で、より慎重な銘柄選別が求められるとしている。
Ad- Loar Holdings、TransDigm: 「イコールウェイト」へ格下げ
- CAE、Voyager Technologies: 「アンダーウェイト」へ格下げ
トップピックと目標株価の調整
同行は、各分野におけるトップピックとして以下の銘柄を挙げた。
- 民間航空宇宙: FTAI Aviation
- 防衛: Northrop Grumman
- 宇宙: HawkEye 360
同時に、複数の銘柄で目標株価の調整も実施。Honeywell Aerospace、VSE、Textron、Loar、TransDigmなどの目標株価を引き下げる一方、Heico、Curtiss-Wright、Moogなどの目標株価は引き上げている。