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Wagyu.xyz、累計取引高7億ドル突破と公開APIの提供開始を発表

Summary
ネイティブ・モネロ(XMR)へのアクセスを提供するクロスチェーン・スワッププラットフォームWagyu.xyzが、1月のサービス開始から約7ヶ月で累計取引高7億ドルを突破し、開発者向け公開APIの提供を開始した。
プライバシーコインであるネイティブ・モネロ(XMR)へのクロスチェーン・スワップを提供するWagyu.xyzは18日、2026年1月のサービス開始以来、累計取引高が7億ドルを突破したと発表した。同社は併せて、第三者の開発者が独自のサービスを構築できる公開API(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)の一般提供を開始したことも明らかにした。
急速な成長と事業拡大
同社によると、累計取引高7億ドルはサービス開始から約7ヶ月で達成された。Wagyu.xyzは、2025年12月に「PerpetualCow」として知られる運営者によって設立され、初期の資金調達ラウンドでは5000万ドルの評価額を受けている。
今回発表された公開APIは、第三者の開発者がWagyu.xyzのインフラ上で独立したスワップサービスを運営することを可能にする。これにより、開発者は在庫を抱えたり、ブリッジインフラを維持したりすることなく、独自のサービスを展開できる。同社はこれを卸売りのような流通チャネルと位置づけており、ウォレットへの統合や地域に特化したスワップサービスでの実装が報告されている。
独自の取引執行モデル
Wagyu.xyzは、従来のインスタント・スワップサービスとは異なる取引執行モデルを採用している。事業者が保有する在庫から価格を提示するのではなく、注文を分散型取引所Hyperliquidのオンチェーン・オーダーブックにルーティングする。これにより、専門のマーケットメーカーが価格を競い合い、取引スプレッドは市場環境によって決定される仕組みだ。
Ad- 決済時間: 同社報告によると、中央値で約5.5分、90パーセンタイルで13.2分となっている。
- コンプライアンス: 取引のコンプライアンス・スクリーニングを入金後ではなく、スワップ実行前に実施。スクリーニングを通過しなかった預金は、元の送金元アドレスに返却される。これにより、従来のモデルで問題となっていた、資金預入後に身元確認(KYC)書類を要求され資金が凍結される事態を回避するとしている。
市場への影響
近年、バイナンスやOKXといった主要な規制下にある取引所がモネロ(XMR)の現物取引ペアを上場廃止するなど、市場アクセスは大幅に縮小している。しかし、報告されているネットワーク活動は相応には減少しておらず、エンドユーザーの需要は根強いことが示唆される。
市場の一部では、Wagyu.xyzのようなサービスの登場が、従来のインスタント・スワップチャネルからの構造的な売り圧力を減少させ、モネロ価格の上昇(同サービス開始後には600ドル超で取引された)に一部寄与したとの見方もある。公開APIの提供により、モネロのエコシステムと流動性がさらに拡大する可能性があり、投資家の注目が集まる。