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JPモルガンCEOダイモン氏、退任時期の変更なしを明言 後継者計画に注目集まる

Summary
JPモルガンのジェイミー・ダイモンCEOは決算説明会で、自身の退任時期に変更はないと述べた。最近の経営陣刷新を受け、市場では同行の後継者計画への関心が高まっている。
米金融大手JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は14日、自身の退任に関するタイムラインに変更はないとの考えを表明した。好調な決算発表後の電話会見で、アナリストからの後継者計画に関する質問に答えた。
後継者計画のタイムラインは「不変」
ダイモン氏は、自身の退任時期について「基本的に変わらない」と述べ、最終的な決定は取締役会に委ねられていると付け加えた。先月、ロイター通信はダイモン氏が少なくともあと3年間はCEO職にとどまる計画だと報じていた。
市場の関心は、同行が先月発表した経営陣の刷新に集まっている。この人事で、長年CEO候補と目されていたマリアン・レイク氏が退任し、新たにダグ・ペトノ氏とトロイ・ローボー氏が共同社長に就任した。ダイモン氏は、この人事が「2人を社内でより多くの業務をこなせるように準備させるためのもの」だと説明した。
経営陣刷新の背景
今回の人事で、ローボー氏はレイク氏の後任として消費者・コミュニティバンキング部門のCEOに就任。それまでペトノ氏と共同で率いていた商業・投資銀行部門は、ペトノ氏が単独で統括することになった。ダイモン氏はレイク氏の退任について、「彼女は(後継者)計画を知った上で、ここに残るよりも退職することを選んだ。それだけのことだ」と述べた。
Ad同行は後継者候補と目される幹部の引き留めにも動いている。
- ダグ・ペトノ氏(共同社長): 3000万ドルのリテンションボーナス(慰留ボーナス)
- トロイ・ローボー氏(共同社長): 3000万ドルのリテンションボーナス
- ジェニファー・ピープサック氏(COO): 2000万ドルのリテンションボーナス
- メアリー・アードズ氏(資産・ウェルスマネジメント部門CEO): 2000万ドルのリテンションボーナス
市場の注目とダイモン氏の見解
20年以上にわたりCEOを務めるダイモン氏の後継者選びは、ウォール街の大きな注目事となっている。ウェルズ・ファーゴのアナリスト、マイク・マヨ氏から、ローボー氏の経歴が大半をトレーダーとして過ごしたことについての質問が及ぶと、ダイモン氏は同氏を「企業文化の担い手」と評価した。
さらにダイモン氏は、「巨大銀行が投資銀行出身者のみによって引き継がれると、他の部門が苦しむ可能性がある」と述べ、会社全体にわたる経験の重要性を強調した。ロイター通信が関係者の話として報じたところによると、行内ではローボー氏が最有力候補とみられているという。ダイモン氏の発言があった日、JPモルガンの株価は好決算を背景に約3%上昇した。