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ゴールドマン、ポンド/ドルに売り推奨-上昇ペースは行き過ぎと指摘

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ゴールドマン・サックスは、英ポンド/米ドル(GBP/USD)通貨ペアについて、戦術的な売りポジションを推奨した。7月のポンド相場の上昇は経済のファンダメンタルズを上回るペースで進んでおり、持続可能性に懸念があるとの見方を示している。
ゴールドマン・サックスの推奨内容
同行は顧客向けレポートで、GBP/USDの売りを推奨し、目標価格を1.3250、ストップロスを1.3600に設定した。7月のポンドのパフォーマンスは同行の予想を上回るものだったが、この急騰は新政権への期待感やテクニカルな要因が主導したものであり、ファンダメンタルズによる裏付けが追いついていないと分析している。
ファンダメンタルズとの乖離
ゴールドマンの見立てでは、現在のポンド高は同行の均衡為替レートモデル(GSBEER)が示す水準と矛盾しているという。このモデルが主に反映する英国とEUの短期金利差は、年初来で最も狭い水準に近づいており、ポンドの力強さを正当化しにくい状況にある。
Ad同行は、政策の不透明感、財政的な制約、マクロ経済やバリュエーション上の課題を考慮すると、現在の上昇ペースには懐疑的であると述べている。過去の分析によれば、ポンドがファンダメンタルズから乖離して上昇または下落した局面は、通常、迅速に修正される傾向があるという。
市場への示唆
ゴールドマンは、ポンドにとって中長期的には追い風が存在することも認めている。具体的には、世界的な景気循環に沿った環境、ユーロ/ポンド(EUR/GBP)でのキャリー需要、大規模なM&Aによる資金流入、EUとの関係緊密化の可能性などを挙げた。
しかし、短期的な反転を狙う取引としては、同行のドルロングの基本姿勢、エネルギー価格再高騰のリスク、キャリー取引の観点から、GBP/USDの売りが「より質の高い表現」であると結論付けている。