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金価格が反落、FRBの利上げ観測後退とホルムズ海峡情勢が上値抑制

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Aug 14, 20261 min read
金価格が反落、FRBの利上げ観測後退とホルムズ海峡情勢が上値抑制

Summary

金価格は10週間ぶりの高値から下落した。米国のインフレ鈍化でFRBの利上げ観測が後退する一方、ホルムズ海峡の再開に向けた協議が地政学的リスクを後退させ、利益確定の動きが優勢となった。

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金曜日の取引で金価格は下落し、10週間ぶりの高値から反落した。米国のインフレ圧力緩和による連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測後退と、ホルムズ海峡の再開に向けた協議を巡る不透明感が、最近の上昇相場の重しとなっている。

米インフレ指標の鈍化と利益確定売り

最近の金価格の上昇は、米国のインフレ鈍化を示す経済指標が背景にあった。今週発表された消費者物価指数(CPI)に続き、卸売物価指数(PPI)も市場予想を下回り、エネルギー価格ショックによるインフレへの影響が7月には緩和されたことが示唆された。

これらのデータを受け、市場ではFRBが9月の会合で利上げを見送るとの見方が強まっている。金利を生まない資産である金にとって、金利据え置き観測は本来支援材料となる。しかし、Investing.comによると、金価格は最近の上昇の後、利益確定の売りに押されている。ANZ銀行のアナリストも、金が重要なテクニカル指標である100日移動平均線を上抜けた後、利益確定売りが出てきたと指摘している。

ホルムズ海峡情勢がインフレ見通しの鍵

中東情勢、特にホルムズ海峡の封鎖解除に向けたワシントンとテヘランの協議の行方が、依然としてインフレ見通しを左右する重要な要素となっている。この協議の行方はエネルギー価格に大きな影響を与えるため、投資家は動向を注視している。

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海峡の再開が実現すれば、原油供給への懸念が和らぎ、インフレリスクが後退するため、金価格には下落圧力となる可能性がある。逆に、対立が再燃すれば原油価格が上昇し、インフレ懸念からFRBの金融引き締め観測が再浮上し、金市場の動向を複雑化させる可能性がある。

主要な価格動向

この日の取引で、主要な貴金属価格は下落した。日本時間午前9時49分(米国東部時間午後8時49分)時点で、価格は以下の通りとなっている。

  • 金現物(XAU/USD):0.4%安の1オンス=4,335.56ドル
  • 金先物:0.7%安の1オンス=4,391.34ドル
  • 銀現物(XAG/USD):0.6%安の1オンス=64.09ドル

日々の下落にもかかわらず、金は週間ベースでは2週連続の上昇となる見込み。市場参加者は、今月下旬に開催されるジャクソンホール会議でのFRB議長の発言や、次回の金融政策決定会合までに発表される雇用関連のデータに注目している。

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