Story
FDA諮問委、ペプチド3種の薬局調剤を巡り審議継続 前日には4種を推奨

Text size
Background
米食品医薬品局(FDA)の外部諮問委員会は24日、前日に続き2日目の会合を開き、新たに3種のペプチドについて薬局での調剤を認めるべきか審議を開始した。前日の会合では、4種の未承認化合物について調剤薬局での製造を許可するよう勧告しており、その動向が注目されている。
FDAと委員会の見解対立
初日の審議は12時間近くに及び、FDA職員と諮問委員会の複数のメンバーとの間で意見の対立が見られた。FDA側は、審議対象となっている7種のペプチドについて安全性と有効性の証拠が限られているとして、薬局での広範な調剤に反対の立場を示した。
一方で、委員会のメンバーの多くは異なる見解を示した。委員の一部にはペプチド業界と関係があり、利用拡大によって利益を得る可能性があると指摘されている。委員会の決定は、ペプチドの利用を公に支持してきたロバート・F・ケネディ・ジュニア保健長官の意向に沿うものであり、規制された市場でのアクセス拡大を求める消費者層の勝利と見なされている。
背景と市場への影響
Adペプチドは、体がタンパク質を生成する際に用いるアミノ酸から構成される化合物。現在、未承認のペプチド製品は、筋肉回復やアンチエイジングなどを目的として、規制の及ばないオンラインの「グレーマーケット」で販売されている。
諮問委員会の勧告は、これらの製品が規制下の調剤薬局を通じて供給される道を開く可能性があり、新たな市場の創出につながるか投資家の関心を集めている。2日目の会合では、以下の3つのペプチドが審議・採決される予定となっている。
- エミデルチド(emideltide)
- セマックス(semax)
- エピタロン(epitalon)