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エミレーツ航空、ボーイング777Xの初期納入10機を受領拒否

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Jul 21, 20261 min read
エミレーツ航空、ボーイング777Xの初期納入10機を受領拒否

Summary

ドバイを拠点とするエミレーツ航空は、開発が大幅に遅延しているボーイングの次世代大型機777Xについて、初期に製造された10機の受領を拒否した。ティム・クラーク社長は、機体が時代遅れになったと指摘している。

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ドバイを拠点とするエミレーツ航空は、ボーイングの次世代ワイドボディ機「777X」のうち、初期に製造された10機の受領を拒否する意向を表明した。同社のティム・クラーク社長が、開発の大幅な遅延により、当該機体が現在の基準を満たすには改修が多すぎるとの考えを示した。

「ベイクドビーンズの缶詰に」と痛烈批判

クラーク社長はファンボロー国際航空ショーで英紙テレグラフに対し、「我々はそのロットを受け取らない。それだけだ」と断言。エミレーツ航空は7年間にわたり同機の納入を待っていたが、2019年に製造された初号機を含む初期ロットは、その後の設計変更が大きすぎ、改修は現実的ではないと判断した。

同社長は、ボーイングがこれらの機体の買い手を探していると理解しているとした上で、「(食品メーカーの)ハインツなら興味を持つだろう。ベイクドビーンズの缶詰にでもすればいい」と述べ、機体が時代遅れになったとの見方を痛烈に皮肉った。

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開発遅延が背景に

777Xプログラムは、当初2020年に予定されていた就航が度重なる問題で遅延し、早くとも来年(2027年)以降にずれ込んでいる。クラーク社長は遅延の背景として、初期飛行以降の「機体への大幅な改修」や「静的試験の失敗」があったことを指摘した。

エミレーツ航空は、1機あたり4億4000万ドルで合計270機の777Xを発注しているローンチカスタマーの一つ。最大の顧客による初期ロットの受領拒否は、ボーイングの看板プログラムにとって大きな打撃となり、今後の両社の交渉や同プログラムの財務状況に影響を与える可能性がある。

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