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デジタル・リアルティ株が急騰、好決算と強気な通期見通しを好感

データセンターREIT(不動産投資信託)大手のデジタル・リアルティ・トラスト(DLR)の株価が24日午前の取引で12.2%急騰した。前日引け後に発表した2026年第2四半期決算が市場予想を大幅に上回り、通期の業績見通しを上方修正したことが投資家心理を押し上げた。
予想を上回る第2四半期決算
同社が発表した第2四半期決算によると、中核的事業の収益力を示すコアFFO(1株当たり営業資金)は2.13ドルとなり、アナリストのコンセンサス予想を上回った。売上高も19億2000万ドルに達し、ウォール街の予想(約16億6000万ドル)を大きく超える結果となった。
同時に、同社は2026年通期のコアFFO見通しを1株当たり8.15ドルから8.20ドルの範囲に引き上げた。この修正により、見通しの中間値が従来のアナリスト予想を上回ることになり、クラウドやAI関連顧客からの旺盛な需要が続くことへの経営陣の自信が示された。
力強い事業指標とアナリストの評価
好調な決算を裏付けるように、事業運営指標も力強さを見せた。当四半期の主な実績は以下の通り。
Ad- 総契約額(ブッキング):過去最高の3億700万ドル
- 年間賃料ベースの受注残高:過去最高の19億ドル
- 更新契約における現金ベースの賃料上昇率:25.4%
これらの指標は、同社の価格決定力とリース契約の勢いが堅調であることを示している。決算発表を受け、アナリストからも強気な見方が相次いだ。TDコーウェンは投資判断を「ホールド」から「バイ」に格上げし、目標株価を222ドルに設定。JPモルガンは「オーバーウエート」の評価を維持しつつ、目標株価を230ドルから235ドルに引き上げた。
市場の反応と背景
DLR株は一時201.26ドルまで上昇し、52週高値(208.14ドル)に迫った。同日のS&P 500がほぼ横ばいであったことを踏まえると、この株価の動きは市場全体やセクターの追い風によるものではなく、同社固有の好材料が要因であることが鮮明となった。
予想を上回る決算、強気な業績見通し、そしてアナリストからの相次ぐ高評価という3つの要因が重なり、投資家心理の重要な転換点となった。これにより、同社株への買いが集中する強力なカタリストが形成された。