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金価格、米金利ピークアウトで支援材料 シティは調整後の買いを推奨

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Aug 16, 20261 min read
金価格、米金利ピークアウトで支援材料 シティは調整後の買いを推奨

Summary

シティグループは、米国の短期金利がピークに達したとの見方から金のファンダメンタルズは改善していると分析。ただし、最近の急騰を受けて、現在は買い増しを急がず価格の調整を待つ姿勢を示した。

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シティグループが金曜日に発表したレポートによると、米国の短期金利がピークを打ち、低下に転じるにつれて、金のファンダメンタルズは改善しつつあるという。しかし、同行は金価格が急騰した後であることから、現時点での買い増しは急がず、価格の調整を待つのが賢明だとの見方を示した。

米短期金利のピークアウトが追い風

シティの分析によれば、過去2ヶ月間の米国経済指標が継続して市場予想を下回ったことや、エネルギー価格の上昇が大幅なインフレ波及を引き起こしていないことから、市場は米国の短期金利がすでに頂点に達したと織り込み始めている。金利を生まない資産である金にとって、この金利環境の変化は極めて重要である。

同行は、金価格は特にイールドカーブの「ブル・スティープニング(景気回復期待で長期金利が短期金利を上回って上昇する局面)」や「ブル・フラットニング(利下げ期待で短期金利が長期金利より大きく低下する局面)」において、良好なパフォーマンスを示す傾向があると指摘している。

テクニカル指標と資金フローも好転

テクニカル面では、10年物米国債利回りが高値から低下している一方、2年物利回りは現在55日移動平均線を下回っている。シティは、この状況は通常、金の相対的な強さを支えるのに十分な条件だと見ている。

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さらに、7月中旬以降、中国やその他の地域で金ETF(上場投資信託)への資金流入が回復していることにも言及。この動きは、米連邦準備制度理事会(FRB)の政策動向に先行しているという。「各シグナルが好転し始めており、金はこれらの変化をすでに先取りして織り込んでいる」とレポートは分析している。

短期的な過熱感を警戒

一方でシティは、現在の金価格が同行の商品ストラテジストが設定した3ヶ月の目標価格である1オンスあたり4,500ドルに近づいていることも指摘する。6ヶ月から12ヶ月の基本予測は5,000ドルとなっている。

今週、2年債利回りが低下したにもかかわらず金価格が軟調に推移したことについて、同行は利益確定の売りが出た可能性を要因として挙げた。最終的にアナリストは、「ポートフォリオに金を組み入れたいが、価格の調整局面を待ってから参入したい」と結論付けている。

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