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バーバリー第1四半期、米中の好調が欧州の不振を相殺し5%増収

Summary
英高級ブランドのバーバリーが発表した第1四半期の既存店売上高は前年同期比5%増と市場予想に一致した。中東の紛争で欧州の観光客消費が落ち込んだものの、米国と中国での力強い売上が全体を押し上げた。
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Background
英高級ブランドのバーバリーが17日に発表した第1四半期(4~6月期)決算によると、既存店売上高は前年同期比で5%増加し、アナリスト予想と一致した。米国と中国という2大市場での力強い成長が、中東情勢の緊迫化による欧州での売上不振を相殺した形だ。
米中市場が成長を牽引
同社が「必勝」市場と位置付ける米国と中国での戦略が奏功している。CEOのジョシュア・シュルマン氏が主導する経営再建策の下、ブランドの若返りを図っている。
- 米州地域の売上高は12%増加し、新規顧客の獲得に成功した。
- 中国ではZ世代の顧客に支えられ、売上高が9%増加した。
この2市場での好調な業績が、グループ全体の成長の原動力となった。
中東情勢が欧州に影
Ad一方で、欧州・中東地域の売上高は3%の減少となった。同社はこの不振の要因として、中東における紛争が欧州を訪れる観光客の消費を落ち込ませたことを挙げている。
この結果は、高級ブランドがいかに地政学的リスクや国際的な旅行者の動向に影響されやすいかを示している。主要市場での成長が地域的な落ち込みをカバーできるかどうかが、今後の業績の鍵を握る。
投資家への示唆
今回の決算は、シュルマンCEOが2年前に就任して以来進めてきた事業再生計画が、中核市場で着実に成果を上げていることを示唆している。欧州での逆風を米中の好調で相殺できたことは、同社の戦略の有効性を裏付けるものと市場は評価している。ただし、欧州での需要回復の時期は依然として不透明要因として残る。