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マリンマックス買収、最終候補にブラックストーンやドネレイルなど=関係筋

関係筋が明らかにしたところによると、米国のレクリエーション用ヨット販売大手マリンマックス(MarineMax)の売却交渉が最終段階に入り、投資会社のブラックストーンやドネレイルなどが最終候補として残っている。同社は以前から「物言う株主」からの圧力にさらされており、身売りを模索していた。
買収提案の背景
マリンマックスは、フロリダ州クリアウォーターに本社を置き、米国内を中心に65のマリーナと70のディーラー拠点を展開する富裕層向けのビジネスを手掛けている。同社の現在の時価総額は約7億2500万ドル。
今回の売却交渉は、物言う株主からの強い働きかけが引き金となった。ドネレイルは昨年、マリンマックスに対して身売りか最高経営責任者(CEO)の交代を要求。また、2024年にはレヴィン・キャピタルも経営陣に戦略的選択肢の検討を促していた。関係筋によると、PEファンドのセンターブリッジも最終入札に残っているという。
ロイターは今年2月、ドネレイルがマリンマックスを約10億ドルと評価する全額現金での買収案を提示したと報じていた。その後、ドネレイルは提案額を引き上げ、4月以降に正式な売却プロセスが開始されると、ブラックストーンを含む他の買い手候補も関心を示した。
活況呈するマリーナ関連M&A
マリーナやスーパーヨット関連サービスは、ここ1年半でM&Aが活発化している分野であり、特に投資ファンドからの関心が高い。富裕層を顧客基盤とする事業の安定性が投資対象としての魅力を高めている。
Adこの分野での大型案件としては、以下のような事例がある。
- ブラックストーン: 2025年にインフラ部門を通じてマリーナ運営会社のセーフ・ハーバー・マリーナズを57億ドルで買収。
- ストーンピーク: インフラ投資会社である同社は、今年4月にマリーナ所有・運営会社のサザン・マリーナズを買収。
市場の反応
一連の報道を受け、マリンマックスの株価は金曜日の取引で33.30ドル近辺で推移し、年初来で約37%の上昇となった。しかし、2021年5月に付けた史上最高値からは依然として半値程度の水準にとどまっている。
本件に関し、マリンマックス、ブラックストーン、ドネレイルの各担当者はコメントを控えた。センターブリッジからは直ちにコメントを得られなかった。