Story
住宅保険のバンブー、NYSEでのIPO計画を発表 1株18~20ドルで既存株主が売却

Summary
住宅所有者向け保険を専門とするバンブー・インシュアランスが、ニューヨーク証券取引所(NYSE)での新規株式公開(IPO)に向けたロードショーを開始した。既存株主が3500万株を1株あたり18~20ドルの価格で売り出す計画だ。
住宅所有者向け保険の引受業務を手がけるバンブー・インシュアランス・サービシズが、ニューヨーク証券取引所(NYSE)での新規株式公開(IPO)に向けたロードショーを開始した。既存株主がクラスA普通株式3500万株を売り出す計画で、ティッカーシンボルは「BMB」となる予定だ。
IPOの概要
米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、今回のIPOはすべてセカンダリー・オファリング(株式売出し)であり、新株発行は伴わない。CVCキャピタル・パートナーズおよびホワイト・マウンテンズ・インシュアランス・グループ傘下の法人が保有株を売却する。
募集株式の詳細は以下の通り。
- 公開価格(想定): 1株あたり18.00ドル~20.00ドル
- 売出株式数: 35,000,000株(すべて既存株主による売却)
- オーバーアロットメント: 引受人は最大5,250,000株の追加購入オプションを30日間保有
引受金融機関と今後の見通し
Ad今回のIPOでは、J.P.モルガンとモルガン・スタンレーが共同主幹事を務める。その他、ドイツ銀行証券、エバーコアISI、ウェルズ・ファーゴ証券などがアクティブ・ブックランニング・マネージャーとして参加する。
同社はユタ州ミッドベールに本社を置く、住宅所有者向け保険に特化した保険総代理店(MGA)である。SECに提出された登録届出書はまだ有効になっておらず、株式の売却は規制当局の承認後に可能となる。
市場への影響
今回のIPOはすべて既存株主による株式売却であるため、バンブー・インシュアランス自体は新規の資金調達を行わない。これは、既存の投資家が投資回収(イグジット)を図る動きと見られる。
投資家にとっては、同社が保険引受業務を代行するMGA(Managing General Agent)というビジネスモデルの収益性や、CVCキャピタルなどの大手投資ファンドが支援する企業の株式市場での評価が注目される。