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百度株が急落、中核の広告事業減速への懸念で

Summary
中国の検索大手、百度(バイドゥ)の株価が香港市場で9.8%急落した。ブルームバーグが報じた中核広告事業の収益鈍化や、AI分野での競争激化が嫌気された。
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Background
中国の検索大手、百度(バイドゥ)の香港上場株が火曜日の取引で急落した。中核事業であるデジタル広告および検索エンジン事業の成長鈍化に対する懸念が強まり、株価は前日比で9.8%安の103.1香港ドルまで下落した。
中核事業の収益性に懸念
ブルームバーグが報じたところによると、百度は月曜日にアナリスト向けの決算プレビューを開催し、その席で同社の中核である広告事業の収益が伸び悩んでいるとの見方が示されたという。この報道が、投資家の売りを誘う主な要因となった。
収益鈍化の背景には、中国国内の利用者が従来の検索エンジンの代わりにAIチャットボットを利用するケースが増えていることがあるとみられる。これが百度の主要な収益源である広告および検索セグメントの業績を圧迫している可能性がある。
AdAI開発競争と市場の地合い
百度は自社AIサービスの開発を積極的に進めているものの、市場ではバイトダンスや智譜AI(Zhipu)といった競合他社に後れを取っているとの見方も広がっている。激化する競争環境が、同社の将来性に対する不透明感を強めている。
また、この日の株価下落は、中国のテクノロジー株全体への売り圧力も一因となった。市場全体のリスク回避姿勢やAI分野への懐疑的な見方がセクターの重しとなり、同日の香港ハンセン指数も0.4%下落した。