
ポンド下落、ドルは続落後に一服 米CPI発表控え
水曜日の外国為替市場で英ポンドが小幅に下落した。連日軟調だった米ドルが下げ止まったことが背景。市場の焦点は、週末に発表される米消費者物価指数(CPI)と来週の米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定会合に移っている。

水曜日の外国為替市場で英ポンドが小幅に下落した。連日軟調だった米ドルが下げ止まったことが背景。市場の焦点は、週末に発表される米消費者物価指数(CPI)と来週の米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定会合に移っている。

欧州中央銀行(ECB)の金融政策決定を前に、市場が25ベーシスポイントの利上げを完全に織り込む中、ユーロは対ドルで約2週間ぶりの高値圏で推移している。市場の焦点は、今後の金融引き締めの方向性を探るため、ラガルド総裁の記者会見に移っている。

欧州中央銀行(ECB)は今週、25bpの利上げに踏み切ると予想されているが、市場の織り込みが進んでいるためユーロの上昇は限定的となる可能性がある。シティグループは、追加の利上げ期待をさらに高めるにはフォワードガイダンスだけでは不十分だと指摘する。

金曜日の取引で、米国10年国債利回りが2024年以来初めて心理的な節目である5%を一時突破した。予想を上回る8月の消費者物価指数(CPI)を受け、市場ではFRBによる利上げ観測が一段と強まっている。

英国の7月GDPは市場予想を上回ったが、ポンドの上値は重い。市場の焦点は米国の消費者物価指数(CPI)に移っており、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ観測を背景としたドル買いがGBP/USD相場を圧迫している。

外国為替市場でカナダドルが対米ドルで小幅に下落。原油価格が1バレル100ドル超を維持しているものの、米国のインフレ指標発表を前に、投資家はFRBの金融政策の行方を見極めようと慎重な姿勢を強めている。

英国の7月GDPが予想を上回ったものの、英ポンド相場は限定的な動きに留まった。市場の関心は来週の利上げを占う米消費者物価指数(CPI)に集まっており、ドルが堅調に推移している。

欧州中央銀行(ECB)の利上げと原油価格の急騰を受け、ユーロ圏の国債利回りが5週連続で上昇。指標となるドイツ10年債利回りは2011年以来の高水準に迫っている。

米国のインフレ指標と金融政策決定を前にドルが1週間ぶりの高値圏で推移する中、円をはじめとするアジア通貨は軟調な展開となった。市場は来週に予定される米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀の金融政策決定会合の結果を注視している。