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ポンド下落、ドルは続落後に一服 米CPI発表控え

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Sep 11, 20261 min read
ポンド下落、ドルは続落後に一服 米CPI発表控え

Summary

水曜日の外国為替市場で英ポンドが小幅に下落した。連日軟調だった米ドルが下げ止まったことが背景。市場の焦点は、週末に発表される米消費者物価指数(CPI)と来週の米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定会合に移っている。

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水曜日の外国為替市場で英ポンドが対ドルで小幅に下落し、ユーロはほぼ横ばいで推移した。前日までの全面的なドル安の流れが一服し、ドルが一定の買い戻しを受けたことが背景にある。

ドル安一服も、ファンダメンタルズとの乖離に市場は困惑

米東部時間午前6時05分(日本時間午後7時05分)時点で、ポンド/ドル(GBP/USD)は0.05%安の1.3534ドル、ユーロ/ドル(EUR/USD)はほぼ横ばいの1.1625ドルで取引された。外国為替市場では現在、良好なファンダメンタルズにもかかわらずドルが上値の重い展開となっていることが中心的な議題となっている。

オランダの金融大手INGのグローバル市場責任者であるクリス・ターナー氏は、「今週のドルの値動きはやや期待外れで、不可解だ」と指摘。同氏は、湾岸地域の緊張激化によるエネルギー価格の上昇は、欧州やアジアに比べて米国への貿易資金の流れを増やすはずだとしながらも、ドルがそれに反応して上昇していない点を問題視している。

ターナー氏は、ドル/円の脆弱性がドルの重しになっていると分析。「グローバルなマクロヘッジファンドが、今後数ヶ月でドル/円が150円を割り込むことを見越したポジションを構築している」と述べ、世界的な株高とドルの間に見られる負の相関関係も、ドルの圧迫要因になっていると付け加えた。

焦点は米CPIとFRBの政策決定へ

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市場参加者は、金曜日に発表される8月の米消費者物価指数(CPI)に注目している。INGはこれを「来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前にした最後のパズルの一片」と位置付けており、25ベーシスポイントの利上げを予測している。

INGは「ドル指数(DXY)が直ちに98.55/65の支持線を割り込む十分な理由はない」とみているが、もし割り込んだ場合はドル/円の下落が主導する可能性があり、その際は98.00まで下落する余地があると付け加えた。

ポンドはドル主導、ユーロはECB待ち

水曜日のポンド下落は、英国固有の経済指標や政策要因によるものではなく、ほぼ完全にドルに対する市場全体のポジション調整を反映したものだった。

一方、ユーロは現在1.1600ドル付近で推移しており、ターナー氏によれば「4月以降のレンジのほぼ中間」に位置している。木曜日に欧州中央銀行(ECB)の政策金利発表を控える中、INGは「ハト派的な利上げ」になると予想。市場が織り込んでいる追加の50ベーシスポイントの引き締めを正当化する内容にはならないとの見方を示した。INGの基本シナリオでは、FRBが予想通り利上げを実施することを前提に、ユーロ/ドルは9月末までに1.15ドルへ下落すると見込んでいる。

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