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豪ドル上昇、RBA総裁のタカ派発言で追加利上げ観測が急浮上

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豪ドルが対米ドルで上昇。オーストラリア準備銀行(RBA)のブロック総裁がインフレリスクを警告したことで、市場では9月の利上げ確率が93%に急上昇した。
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オーストラリア・ドルが対米ドルで上昇している。オーストラリア準備銀行(RBA)のミシェル・ブロック総裁が議会証言でタカ派的な姿勢を示したことを受け、市場では追加利上げ観測が急速に強まった。
RBA総裁のタカ派発言が引き金に
金曜日の外国為替市場で、豪ドルは対米ドルで0.3%上昇し、一時0.7129ドルで取引された。この動きは、ブロック総裁が議会委員会で行った証言が直接的な要因となった。
ブロック総裁は、RBAが8月に警告していたインフレの上振れリスクが「現実に顕在化しつつある」と指摘。主なインフレ圧力として以下の要因を挙げた。
- 中東情勢を背景とした原油価格の上昇
- 世界的なAI(人工知能)への投資ブーム
- 異常気象
市場の利上げ観測が急上昇
Adブロック総裁の発言を受け、金融市場は即座に反応した。金利先物市場が織り込む9月29日のRBAによる利上げの確率は93%まで急上昇。さらに、政策金利の最終到達点(ターミナルレート)は2027年初頭までに4.85%に達するとの見方が織り込まれ始めている。
この市場のタカ派的な金利再評価を裏付けるように、大手金融機関UBSも総裁の発言後に見通しを修正。RBAがターミナルレート4.85%に達するまでに追加で2回の利上げを行うとの予測を公表した。
米ドル軟化も追い風
豪ドル上昇の背景には、米ドル自体の軟化も追い風となった。前日の米連邦準備制度理事会(FRB)後の上昇を受けていた米長期金利が低下したことで、米ドルの相対的な魅力が薄れた形だ。
もっとも、FRBのケビン・ウォルシュ議長が追加利上げの可能性を示唆するなど、FRB自身のタカ派的なスタンスは維持されており、これが米ドルの下値を支えている。そのため、豪ドルの上値もある程度抑制される可能性がある。