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アマゾン、初のポンド建て社債で40億ポンド調達へ 旺盛な需要集める

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Sep 9, 20261 min read
アマゾン、初のポンド建て社債で40億ポンド調達へ 旺盛な需要集める
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米アマゾン・ドット・コムは、同社初となる英ポンド建て社債の発行により、40億ポンド(約54.3億ドル)を調達する見通しだ。主幹事銀行が明らかにしたところによると、投資家から旺盛な需要が集まっており、人工知能(AI)ブームを背景とした巨大IT企業(ハイパースケーラー)による資金調達の多様化が鮮明になった。

起債の詳細

主幹事銀行がロイターに提示したメモによると、今回の起債は4本立て(4トランシェ)で、応募額は120億ポンドを超えた。具体的な内容は以下の通り。

  • 発行総額: 40億ポンド
  • 構成: 3年債、6年債、12年債、19年債の4本立てで、それぞれ10億ポンドずつ発行。
  • 発行条件: 英国債に対する上乗せ金利(スプレッド)は、それぞれ53ベーシスポイント、75ベーシスポイント、90ベーシスポイント、93ベーシスポイントとなる見込み。

背景:ハイパースケーラーの資金調達多様化

今回の起債は、AI開発に必要な巨額の設備投資を賄うため、ハイパースケーラーが米ドル以外の市場へ資金調達源を広げる世界的な潮流の一環だ。アマゾンはこれまでにもユーロ、スイスフラン、カナダドル建ての社債を発行しており、今回新たにポンドが加わった。

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LSEGのデータによると、ハイパースケーラーによる今年の起債額はすでに2000億ドルを突破しており、2025年通年の実績の2倍以上に達している。今年2月には、グーグルの親会社アルファベットがハイパースケーラーとして初めてポンド建て市場に参入し、55億ポンドを調達している。

市場への影響と懸念

ハイパースケーラーによる大規模な起債が相次ぐ中、市場への影響を懸念する声も出ている。欧州中央銀行(ECB)は9月初旬、ユーロ圏の債券市場において、ハイパースケーラーの資金調達が他の発行体を締め出す「クラウディングアウト」を引き起こし、その資金調達コストを押し上げる可能性があると警告した。

また、投資家需要の限界を示唆する兆候も見られる。アマゾンが7月に実施した250億ドル規模の起債では、過去の案件に比べて需要が伸び悩んだ。ハイペースな資金調達が続く中で、市場の吸収能力が試されているとの見方もある。

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