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投機的な円売りが2024年7月以来の水準に、BofAが日本資産のセルオフリスクを警告

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Jul 12, 20261 min read
投機的な円売りが2024年7月以来の水準に、BofAが日本資産のセルオフリスクを警告

Summary

バンク・オブ・アメリカは、投機的な円のショートポジションが危険水域に達しており、日本資産のセルオフ(売り浴びせ)リスクが高まっていると警告した。為替介入や市場の反転がポジション巻き戻しの引き金になる可能性があると指摘している。

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バンク・オブ・アメリカ(BofA)の最新分析によると、投機筋による円のショートポジションが2024年7月以来の高水準に迫っており、為替市場の不安定化や日本資産のセルオフ(売り浴びせ)リスクが高まっている。財務省が発表した国際収支統計や対内及び対外証券売買契約等の状況を基にしたレポートで、同行は警鐘を鳴らした。

拡大する円のショートポジション

BofAが月曜日に発表したレポートは、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)における円のショートポジションが、2024年7月に記録した水準に近づいていると指摘した。これは、多くの市場参加者が円安の継続を見込んでいることを示唆するが、ポジションが一方に偏ることで急激な巻き戻しのリスクも内包する。

この背景には、主に東京時間外のオフショア市場主導で円キャリートレードが徐々に積み上がっていることがある。また、日本の財政に対する懸念や、日本銀行(日銀)が金融政策の正常化で後手に回っているとの見方も、投機的な円売りを助長していると分析されている。

実際、財務省のデータによると、外国人投資家は6月に日本の債券と株式をともに売り越しており、それまでの大幅な買い越し基調から転換したことが示された。

円相場の反転をもたらす3つの要因

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BofAは、積み上がった円のショートポジションが解消されるきっかけとなり得る3つの潜在的な要因を挙げている。これらのいずれかが発生した場合、円安トレンドが急反転する可能性がある。

  • 予想を上回る規模の為替介入: 日本政府・日銀が市場の想定を超える規模で円買い介入に踏み切った場合。
  • AI主導の株高の反転: 世界的なAI関連株の上昇が一服、または反転した場合、リスク回避の動きから円キャリートレードの巻き戻しが進む可能性がある。
  • 市場の圧力に応じた政策転換: 市場の圧力に対応する形で、高市氏が率いる新政権などが新たな政策を打ち出した場合。

改善するファンダメンタルズ

一方で、BofAは日本のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)には改善の兆しが見られることも指摘している。日本の基礎的収支は改善傾向にあり、特にAI関連需要に支えられた輸出の力強い伸びが、デジタルサービス分野の赤字を相殺し始めている。

この点は、投機的な動きとは別に、中長期的な円相場の下支え要因となる可能性があることを示唆している。

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