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フォスロー第2四半期、買収効果で増収も本業不振で減益

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独鉄道技術大手のフォスローが23日に発表した2026年第2四半期決算は、買収効果により売上高は増加したものの、本業のオーガニック売上高は減少し、営業利益も大幅に落ち込んだ。受注高は好調を維持しており、将来の成長基盤は確保されているものの、短期的な収益性には課題が残る結果となった。
第2四半期決算の概要
2026年第2四半期の売上高は、前年同期比19%増の3億9,600万ユーロに達した。しかし、この増加は主にSateba社の買収によるもので、同社によれば、包括契約からの発注の弱さや全体的な需要の慎重さを背景に、オーガニック売上高は微減した。
利益面では、営業利益が前年同期比14%減の3,200万ユーロに落ち込み、営業利益率は11.3%から8.1%に低下した。原材料費の上昇に加え、販売量減少による固定費吸収の悪化が利益を圧迫。1株当たり利益(EPS)は43%減の0.72ユーロだった。
事業部門別の業績
各事業部門の業績は以下の通り。
Ad- コア・コンポーネント部門: 売上高はSateba社の貢献により前年同期比61%増の1億8,700万ユーロと大幅に増加したが、営業利益率は12.7%から10.3%に低下した。
- カスタマイズド・モジュール部門: 売上高は2%減の1億6,400万ユーロ。営業利益は33%減の1,600万ユーロとなり、利益率は14.0%から9.6%へと大幅に悪化した。
- ライフサイクル・ソリューションズ部門: 売上高は8%減の5,400万ユーロと最も低迷した。ドイツ鉄道の保守予算による計画確実性が高まったにもかかわらず、減収となった。
受注は好調、キャッシュフローは改善
厳しい業績とは対照的に、受注は好調を維持している。第2四半期の受注高は前年同期比44%増の4億800万ユーロに達し、オーガニックベースでも28%の力強い成長を記録した。これにより、受注残高は過去最高の11億4,000万ユーロとなった。
キャッシュフロー面では、営業キャッシュフローが前年同期の350万ユーロから1,000万ユーロに増加した。一方、フリーキャッシュフローはマイナス900万ユーロと、前年同期のマイナス690万ユーロから赤字幅が拡大した。