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米CPI、市場予想に沿うもインフレ圧力は根強く

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Aug 13, 20261 min read
米CPI、市場予想に沿うもインフレ圧力は根強く

Summary

7月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想とおおむね一致し、積極的な利上げへの懸念が和らいだ。しかし、根強いインフレ圧力や原油価格の上昇から、市場の警戒感は依然として高い。

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7月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想の範囲内に収まったことで、金融市場には一時的な安堵感が広がった。ロイター通信によると、年間の総合およびコア指数は予想通り鈍化したが、月次のコア指数は市場予想をわずかに上回った。

市場の反応とFRBの動向

CPI発表後、金利市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が来月利上げに踏み切るとの観測が後退し、その確率は50%をわずかに下回る水準まで低下した。短期国債市場にも買い安心感が広がった。

しかし、インフレに対する楽観論は限定的だ。前日に行われた10年物国債の入札では、落札利回りが過去約20年で最高の水準を記録しており、長期的な金利上昇への警戒感が示されている。

焦点は生産者物価指数(PPI)へ

市場の安堵感が「一時的」と見なされる背景には、今後発表される経済指標への警戒がある。本日発表される生産者物価指数(PPI)は、FRBがインフレ指標として重視する個人消費支出(PCE)デフレーターの重要な構成要素を含むため、特に注目されている。

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市場では、7月のPCEインフレ率が総合・コアともに3%を上回る水準で高止まりすると予想されている。さらに、7月以降の原油価格の反発は8月のインフレ率を押し上げる可能性があり、FRBは9月の連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、8月分のCPI報告も確認することになる。

世界市場の動向

世界市場は全体的に「8月の夏枯れ相場」の様相を呈しており、主要な株価指数は小動きとなっている。一方、ウォール街ではCoreWeaveやSuper MicroといったAI関連企業の好決算を背景に、株価は依然として過去最高値圏で推移している。

日本では、7月の企業物価指数が前年同月比で依然として7%を超える高い伸びを示したが、前月比では伸びが鈍化した。この結果が日本銀行の金融政策判断にどう影響するかは不透明な状況だ。欧州では、英国の第2四半期GDPが前期比0.4%増と堅調な成長を維持し、2四半期連続でG7の中で最も高い成長率を記録した。

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